実は商標登録されているライフスタイル・キーワード 〜権利は主張すべきなのか?〜
ウチでは、朝はラジオにしている。テレビは付けていない。子供がうまれる前からそのような生活なので、子供達も朝はラジオを聞くものだと思っている。かっこいいからというよりも、理由は至って簡単で、そんな習慣がなかったからである。
1.結婚したときに、テレビをもっていなかった。
2.その後、テレビを買わなかった。
3.少し、さみしかったので、ミニコンポは買った。
4.朝は、ラジオを聞くようになった。
5.ようやく、テレビは買ったが、ビデオは買わなかった。
6.そのため、ドラマなどもほとんど見なかった。(毎回、ライブというか放送時間で見ることは難しかった)
ということで、テレビよりのラジオ派になってしまった。
ラジオはJ−WAVEをよく聞いている。聞くというよりは聞き流すといったほうがいいと思う。日曜日の朝は、多少、テレビを付けるもののうるさく感じるとラジオにする。「LOHAS SUNDAY」もよく聞くラジオ番組と言ってもいいだろう。
今更、取り立てて取り上げることのない「ロハス」(LOHAS)も、キーワードとしてはすっかり定着している。環境と健康への関心から社会全体に対する問題意識を持ちながら、個の健康と地球/社会全体の持続可能性を重視するライフスタイルである。
実は、この「ロハス」も、前回のブログネタ同様にして、商標登録されているのである。
当時、同商標登録した会社と某商社にて、「ロハス」のライセンスビジネスの計画を進めていたとされるが、結果的には2006年には、他社での「ロハス」の使用に対して抗議や商標使用料の請求はしないこととしている。そもそも、1990年代後半に米国の二人の学者にて造語として示されたのが「LOHAS」であり、自社オリジナルでない点からも商標としてのライセンスビジネスには無理があったのかもしれないが、メッセージの本質を伝えるのであれば、商標としての権利に対して、過剰に経済的価値に固守しないとした判断は賢明だったといえるかもしれない。