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EUのReding氏がインターネット業界の悪者にノミネート

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イギリスのISP業界団体Internet Servoce Providers' Association(ISPA UK)が、2006年度のUKインターネット業界賞「The 2007 ISPAs」の候補を発表した。インターネットヒーローのカテゴリには欧州連合(EU)が入ったが、インターネットの“ヴィラン(悪者)”カテゴリには、そのEUで情報社会/メディア政策委員を務めるViviane Reding氏がノミネートされている。

この賞は、インターネット業界に貢献した/悪影響を及ぼした個人や企業・団体に与えられる賞。ISPA UKが毎年行っているイベントで、今年で第9回目になるという。

英内務省、Ofcom(英国情報通信庁)など、英国に関係した団体・人物がほとんどを占める中、EUはヒーローカテゴリに、EUの情報社会/メディア政策委員、Viviane Reding氏は悪者カテゴリにノミネートされている。Reding氏は、携帯電話オペレータが課す国際ローミングに対し厳しい態度を示すなどヒーローのイメージもあるが、悪者にノミネート。理由は、.euドメイン導入時に厳しいルールを敷いたため。

なお、悪者カテゴリにはこのほか、ファイル共有をしていると思われるユーザーの名前と住所を公開するようISPにプレッシャーをかけたことから英国レコード産業協会(BPI)、欧州ゲームサイトに対し制限的な法制度を導入した(このニュース、知りませんでした)ことから米国政府も候補に挙がっている。

各カテゴリの受賞者は、“コンシューマー向けベストISP”など他のカテゴリとともに2月15日に発表の予定。

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