英Vodafoneのブロードバンドサービスは有料
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以前から固定網への進出を明らかにしていた英Vodafoneが先週、英国内におけるブロードバンドインターネットサービスの概要を発表した。
Vodafoneのブロードバンドサービス名は「Vodafone at Home」で、来年1月8日より提供を開始する。
同DSLサービスはVodafoneユーザーを対象としたもので、ユーザーはモバイルの契約料金とは別に毎月25ポンド(約5500円)でブロードバンド環境を手に入れられる。この料金には、英国内固定電話との無料通話が含まれており、携帯電話向け通話料金も25%オフになるという。また、同社の3Gデータ通信カード「Vodafone Mobile Connect USB」も半額で購入できるという。
基本契約期間は18ヶ月。契約後、携帯電話で結んでいる契約を終了した場合は、料金は毎月35ポンドになるという。
以前のエントリに書いたように、英国市場でライバルのOrangeなどが無料でブロードバンドを提供する中、Vodafoneの固定サービスは有料となった。しかも、ターゲットは当面、自社モバイルユーザーのみというから、固定網で積極的に顧客を取り込むというスタンスではないようだ(回線もBTのものを利用)。
Vodafoneは6日、Microsoftの「Windows Mobile」を採用することも発表している。Vodafoneは今後5年間で自社で提供するモバイルOSの種類を現在の約20種から3種に絞り込む戦略で、WindowsはSymbian/Series 60、Linuxと並んで選ばれたことになる。
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