欧州でも韓流?
日本では引き続き韓流ブームだそうですが、欧州でも韓国勢のパワーを感じます。といってもドラマではなく、情報技術業界でです。このブログでも以前触れたように、Samsung、LG電子といった韓国メーカーのプレゼンスが高くなっていることはもちろん、各種カンファレンスでもスピーカーとして見かけることが増えました。
昨年12月の独フランクフルトの「LinuxWorld Exhibition&Conference 2005」では、韓国のソフトウェア振興院(KIPA)、Daejeon市らが出展、担当者は民族衣装を着て来場者をもてなしていたようです。また、最終日にはKIPAの担当者がスピーチを行い、韓国におけるオープンソースの取り組みを紹介していました(写真右)。
また、1月に参加した、固定と携帯の融合に関するカンファレンス「FMC Congress 2006」(英・ロンドン)では、KTがFMCサービス「OnePhone」やWiBROについて語りました。
KTのスピーカー(名前をメモしたのですが紛失!残念。左の写真の人です)、上司が来れなくなったから急遽ピンチバッターを引き受ける羽目になったとかで、スピーチ中、「これは上司が強調しておけといっていた」などと言っては会場を笑わせていました。堪能なのは英語だけではないらしく、たまたま横の席に座っていたので話す機会があったのですが、ローマ字で書かれている私の名札を見て、すぐにひらがなで「よこ すえおか」と書いたのでびっくり。なんと、ひらがなの読み書きができるそうです(日本語は書くだけ(話せない)といっていたけど、話せそうな雰囲気でした)。私といえば、ソウル経由で帰国することが多いわりには、挨拶と「ありがとう」ぐらいしか韓国語を知らない。
3月の「CeBIT」でも、他の携帯電話メーカーが発表会を開かなかったこともあり、総合家電メーカーのSamsung、LG電子は、携帯電話を見ていた私にはインパクト大でした(写真左、Samsungの記者発表会にて。10Mとは10メガピクセルカメラ付き携帯電話のことで、8Gとは8GB搭載携帯電話のこと)。
さて、ドラマの方ですが、『April Snow』という韓国映画がパリで封切りになったようです。日本でいう『ぴあ』にあたる情報誌のWebサイトでは、週間人気ランキングでトップだったようです。
*写真は、情報誌の表紙になっていた「April Snow」。