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デジタルとアナログの間を行ったり来たり

ケータイを拾ってしまった

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 日曜日に近所のスーパーに夕飯の買い出しに出掛けたら、うっかりケータイが落ちているのを見つけてしまった。

 二人で足を止めてしまった以上、その場を立ち去りにくくなってしまった。周囲を見渡しても何かを探しているような人は見当たらない。すぐ近くで前から駐車しているドライバーに「この近くに誰かいましたか?」と訊いても見当がつかない様子。

 もうすっかり夕方で、これから最寄りのドコモショップに出掛けても営業時間内に間に合わない。困ったなあと思いながら所有者の手がかりになりそうな情報はないかとアドレス帳を覗かせてもらうが、わからない。いろいろ詮索しても悪いので、最寄りの交番まで散歩がてら届けることにしてスーパーとは違う方向に向かった。

 交番について携帯を拾ったというと、書類を出してくれた。このまま所有者が出てこないと所有権が発生するが棄権することもできるらしい。「どうしますか」と警官は意向を聞いてきた。他人の携帯なのであっさり棄権して託すことにした。

 その後あらためて自分の携帯のアドレス帳を考えると、「自宅」エントリは末尾にしてある。別に隠すつもりではなく自分にとってアクセスしやすくするためだ。でもこの場所だと拾った人が気付きにくいかなと思った。

 そこで「自宅」エントリを「拾ったらここに」と名前を変更して、カナを「アアア」としてカナ順で最上位にくるようにした。備考欄に「所有者の自宅」とも付け加えて。

 これなら良心的な人が拾えば連絡してくれるかなと期待しつつ。

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