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「結論」には状況把握と提案の2種類ある

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本日は第5章 「報告」系文書を整理するときのパターン 内、「結論から話すことができない理由とは?」の一部です。


「結論から話す」ことができない理由とは? の続きです。

厳密に言うと、結論という言葉には状況把握と提案の2種類の意味が含まれています。そのため、上司に「結論から言え!」と求められた場合に、そのどちらなのかは確認しないとわかりません。

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そんな不明瞭さはあるものの、いずれにしても結論は行動につながる一言です。これが大事なのは、仕事は何らかの行動をすることによってのみ成果が出るからです。「報告を聞いた相手が何をすればよいかわからず動けないままでいる」という仕事の流れを部下に伝えていないのは、一番ダメなコミュニケーションです。よって、報告する際に真っ先に伝えなければならないのは、行動につながる情報です。

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ケガへの気遣いはするにしてもそこは病院に任せるしかないので、上司の立場で今すぐ行動しなければならないのは「代わりを見つける」ことです。だからこそ本来は「深夜残業」がどうこうと言う前に「仕事に行けない」のほうを先に言うべきでした。「結論から話せ」とはそういうことなのですが、これがなかなかできないのはなぜでしょうか? (......続く)

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