オルタナティブ・ブログ > Digital Landscape >

Start All or Nothing

地下鉄と無線LAN

»

 ライブドアのアクセスポイントが怒濤の勢いで増えているようだが、あいかわらず、ぼくの行動範囲はカバーされず、使わず状態が続いている。仕方がないので、外出時の無線LANは、もっぱら、地下鉄駅だ。

 東京メトロや都営地下鉄駅の多くは、各社の無線LANサービスが利用できるが、うまくいけば、電車の座席に座ったままで、メールの送受信くらいはできる。停車中にアクセスポイントを見つけて認証し、メールを受信して、次の駅までに返事を書いて、到着時にもう一度接続して送信する。目的地駅周辺の地図をちょっと確認といったウェブブラウズなんかも楽勝だ。隣接駅間の数分の切断なら、再認証を求められることもない。ただ、アクセスポイントが検出されて接続を完了するのにちょっと時間がかかると、すぐに発車してしまい、次の駅までタイミングを待たなければならない。
 都営地下鉄三田線では、神保町-大手町-日比谷-内幸町の区間で、地上デジタル放送を受信できるようにする実験を実施したそうだが、そういうことをやるのなら、ついでに無線LANもやってほしかったものだ。ちなみに、自分で試してみたわけではないが、現在でも、災害時の情報提供手段として、都営地下鉄全線でAMラジオの受信ができるのだそうだ。
 地下鉄全路線で駅のみならず、走行中にも無線LANが使えるようになれば、どんなに便利だろう。そんな環境が実現すれば、みんな、もっとパソコンを持ち歩くようになるにちがいない。
 素朴な疑問だけれど、地下鉄軌道溝内というのは屋外なのかな、屋内なのかな。802.11aは使っていいんだろうか。

Comment(0)