オルタナティブ・ブログ > Digital Landscape >

Start All or Nothing

ドッグフードを喰らう

»

 意を決して、ノートパソコンを1台フォーマットし、Windows Vistaとthe 2007 Microsoft Office Systemをインストールしてみた。両方とも、先日のWinHECで完成が発表されたばかりのBeta2だ。

 ドッグフードを盛るノートパソコンにはNECのLaVie J を選んだ。チップセットがインテルの82855GMEで、グラフィックスも内蔵だ。残念ながらVistaの特徴であるAero Glassは使えないが、ハードウェアの構成が素直なので問題が起こることは少ないだろうという判断だ。ちなみに、メモリは768Mバイトだ。
 Vistaのインストールは特に問題も発生せずうまくいったように見える。ただ、デバイスマネージャで確認すると、Atheros AR5006X Wireless Network AdapterとAgere Systems AC97Modemの2デバイスがうまく認識されていないようだったので、「自動的に更新されたドライバソフトウェアを検索します」を実行したら、正常に使えるようになった。
 ただし、ポインティングデバイスのNXパッドは、PS/2マウスとして認識されていて、スクロール機能などは使えない。また、オーディオはAC '97 Audio Controlerが正常に動作しているとVistaは主張するものの、スピーカーからは音が出てこない。これらは、なんとか方法を考えることにしよう。
 動き出したVistaにOfficeを入れて、それなりに環境を整えたら、けっこうまともに使えるような気がしてきた。なんだかんだいっても、新しい環境はワクワクする。やっぱり、評価のための評価ではなく、日常的な作業に使ってみないと、未来は見えてこない。はてさて、うまく手なずけられるかどうか。

Comment(0)