週40時間労働はもはやパートタイムなのか
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クレイア・コンサルティングの調です。こんにちは。
たいてい金曜日は軽めのエントリなのですが、今日は重めで。まぁ三連休ですしね(意味不明)。
Is 40 Hours a Week Part Time?
週40時間労働はパートタイムか
アメリカの代表的メディア、The Wall Street Journalより。
記事自体は7/12の朝のもので、ここのところ人事界でちょっとした話題に。
もともとの記事はアメリカHuffington Postが7/1に出した記事で、題材となった調査は左翼リベラルのシンクタンク、Center for American Progressとのこと。(後者のリンクはPDF)
著者のHarry Bradford氏はこのように語っています。
"Many feel, with some justification, that a 40-hour week would be career suicide. This schedule is seen as 'part time' in many professional-managerial jobs, and tends to spell a less-prestigious and less upwardly-mobile career path."
「ある程度の正確さを持って、多くの人々が週40時間の労働はキャリア上の自殺行為だと考えている。週40時間というスケジュールは多くのプロフェッショナル職やマネージャー職の仕事においては"パートタイム"と見なされており、尊敬に値しないばかりか、出世の意欲が無いものと見なされることが多い。
具体的なレポートの内容としては、
The report, which examined two sets of government data, found that a growing number of professionals and managers work 50 hours or more. Nearly 38% of men with professional and managerial positions worked over 50 hours a week between 2006 and 2008, up from about 34% from 1977 to 1979. The number of professional women working longer hours has also increased dramatically, to 14.4% from 6.1% about 30 years earlier.
このレポートは2つの政府系の調査から結論を導き出しており、今やプロフェッショナル職やマネージャー職は週50時間もしくはそれ以上働いていることが明らかになっている。2006年から2008年にかけて38%の男性のプロフェッショナル職もしくはマネージャー職が週50時間以上働いており、この数字は1977年から1979年の34%という数字から上がっている。女性のプロフェッショナル職の長時間労働も飛躍的に増加しており、30年前の6.1%から14.4%へと変化している。
特に24時間稼動し続ける報道業界では少なくとも50時間以上は働かざるを得なくなっているという現実は理解できますね。
ただ一方で、それだけ実際には働いている社員(組合加入)で給料は35時間分くらいしかもらっていない人もいるのだとか。
この件については、人事系のメジャーサイト、TLNTにおいても、編集長のJohn Hollonが、長く働くのはやむをえないし当然だ、という主張をしています。
お時間のある方はこちらも是非お読み下さい。
Working 40 Hours Per Week: A Normal Schedule, or Career Suicide?
http://www.tlnt.com/2011/07/14/working-40-hours-per-week-a-normal-schedule-or-career-suicide/
ご一読ありがとうございました!
TGIF!
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