マジトラでiPad版Safariの次が見えた
先週の土曜日、Apple Store銀座でライブをやったついでに、Magic Trackpadを買ってきました。マニュアルには書かれていなかったドライバをダウンロードしないと認識しないなど、問題はあったものの、いったんインストールしてみると非常に快調。ぼくが持っているMacBook Proは初代なので、マルチタッチの恩恵をフルに受けるわけではなかったため、これでようやく「いまどきのMacBook使い」気分を味わうことができました。
使ってみて特によかったのは、Safariでフレーム内の慣性スクロールを二本指フリックでできること。
ここ、タッチインタフェースでは最も進んでいると思われるiPadよりも上を行っているのです。たとえばiPadのSafariでGoogle Readerを使っているとき、右カラムの本文をスクロールさせるときは二本指スクロールを使うのですが、そこで慣性スクロールがきかず、使い勝手がよくないのです。
もう1つ。これはマジトラとは無関係ですが、Safari 5.0.1で正式サポートされた、Safari機能拡張。このGoogle Reader Snow Leopardというエクステンションが使い勝手いいです。たんなるサイトなのに、アプリケーションっぽい見た目、UIに変身してくれます。これでGoogle Readerの使い勝手がぐぐっと向上しました。おすすめです。
次はこのSafari機能拡張がiPad/iPhoneで使えるようになるといいですね。するとWebサービスのアプリ化が進めやすくなる。Google Readerなんて、Googleがしょっちゅう仕様を変えるせいで、対応アプリがしょっちゅう使えないことになっている。ならばGoogle Readerそのものをアプリ化する機能拡張が出ればいい。
フレーム内慣性スクロールと機能拡張、この2点は次のiPadバージョンアップでぜひ実装していただきたい。