Primaのパートナー誕生! Zero-Gから新たな男声ボカロ「Tonio」
NAMM ShowでVOCALOID関係の発表はないものかと、クリプトン伊藤社長のレポート(1日目、2日目、3日目)に期待していたのですが、残念ながら見つかりませんでした。ちょっとがっかりしていたのですが、Zero-Gからプレスリリースが(Engloids経由)。それは、
Following on from the success of Vocaloid PRIMA, Zero-G announce the release in February 2010 of Vocaloid TONIO, a brand-new plug-in virtual singer modelled on the voice of a professional male opera singer, and powered by Yamaha VOCALOID2 Singing Synthesis Technology.
というもの。2月上旬(early February 2010)に、VOCALOID Tonioをリリースするそうです。プロの男性オペラ歌手の歌声を使ったVOCALOID 2エンジンのデータベース。
Vocaloid Tonio is a virtual male vocalist modelled on the voice of a professional classical singer and will allow you to create synthesized singing of unprecedented quality and remarkable realism.
「クラシックのプロ歌手の声をモデルとしており、かつてない品質と卓越したリアリズムで歌声合成ができます」だそうです。
価格は114.95ポンド、169ユーロ。ハードディスクスペースの空きは4Gバイト必要だそうです。これもBig Al並みに多ポイントサンプリングしてるんでしょうか。
Primaがプロの女性オペラ歌手の声を使っているということなので、最適なパートナーということですね。これでボカロクラシカが伸びるのは確実でしょう。1月14日はPrimaの誕生日、15日はLolaとLeonの誕生日なので、盛り上がったところで発表、ということもあるのかも(本当のところはNAMMに合わせて、なんでしょうけど)。
パッケージ写真はPrimaと同様にモノクロのリアルな歌手写真。うっすらヒゲが生えています。あと、蝶ネクタイ。これは腐女子とびつくんじゃないかと思うのですがいかがでしょうか? すぐにキャラ化されると期待しております。
男声VOCALOID、これで、VOCALOID 2は、
・がくっぽいど
・氷山キヨテル
・Big Al
・Tonio
となり、KAITOと鏡音レンも加えると、かなり充実したラインアップになります。これに、クリプトンCV男声が出てくるわけなので、VOCALOID 2だけでも日本語が3人、英語が2人ということに。
ちょっと心配なのは、Primaがかなり暴れ馬だったこと。ぼくも買ってはあるのですが、調声がなかなか難しくて使いこなせていません。ボカロクラシカをやっている方なら楽かもしれないのですが。Big Alがむちゃくちゃ使いやすいので、それに近いくらいベタ打ちでいけるといいなあ。
デモをはやく聴きたいですね。
Zero-GのSonikaは専用サイトsonika-vocaloid.comが、Primaにもサイトがあるのでもしやと思い、tonio-vocaloid.comをたたいてみたら、ありました。
※VOCALOID関連のトピックについて、Twitterでつぶやいています。@vocaloid_1topiをフォローしてみてください。個人アカウントは@mazzo。こっちはフリーダムですが、ボカロ関連の発言も多いです。
※がくっぽいどを入れ忘れていた(ひどい)ので追加しました……