「氷山キヨテル=比山貴咏史」説、試してみた
初音ミクみくさんの記事で知ったのですが、ボカロ先生の中の人が、スタジオミュージシャンを中心に活動し、ソロアルバムもリリースしている比山貴咏史さんではないかとの噂が出ているようです。YouTube板のギロカクで特定されたようです。
・ボカロ先生「氷山キヨテル」の中の人は「比山貴咏史」氏ではないかとの噂
なるほどたしかに名前もそっくり。ぼくは名前の類似性から杉山清貴ではないかと勝手に想像していたんですが(ポプコン出身でヤマハとは縁がありそうだし)、名前はそれより似ていますしね。
ヤマハVOCALOID公式Twitterアカウントでつぶやかれていた氷山キヨテル中の人のヒントはつぎのようなものでした:
ただいまシンセサイザーフェスタ2009のセミナーが終わりました。セミナーの中でもお話したとおり、キヨテルの中の人については、www.vocaloid.com を隅から隅まで見ていただければヒントがあります。
そして、ヤマハのVOCALOIDの歴史ページには、比山貴咏史 さんがVOCALOIDイベントに出ているところが残されています。
状況証拠は上がっているのですが、いまあるヒントからなんとか少しでも情報を得たい。そこで、比山貴咏史さんの楽曲として初音ミクみくさんが挙げていたものの一部を、AHSさんから評価用にいただいている氷山キヨテルβ版で再現してみました(正しくは似せようとする努力をしてみました)。
これがオリジナルで、その13分8秒付近を2小節分だけVOCALOID Editorでやってみました。
たしかに声質は近いかもしれません。ただ、VOCALOIDの標準設定だとかなり張りのある声なので、こういうソフトな歌の場合にはDYNを削る必要があるでしょう。
AHS、ヤマハからの正式アナウンスがあるまでは確かなことは言えませんが、中の人がこれだけうまい人だと、調声をする人はやりがいが出てくるのではないでしょうか(ぼくはめげましたが……)。