拡張現実で指輪を選べるジュエリーショップが出現
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先日、拡張現実(AR)技術を使ったCitroenの広告についてエントリーを書きましたが、今回は、それよりもうまくいくかも、と思わせるもの。指輪です。
オランダのジュエリー会社、Ace Jewelers Groupが10月18日に発表した「Virtual Jewelry Online」です(プレスリリース)。ここから試すことができます。
やり方は車の場合と同じ。ARのマーカーを印刷して、専用アプリを使ってオーバーレイ表示させるというものなのですが、違うのは、そのマーカー。「紙の指輪」なのです。マーカーが印刷されたものを指にくるりと巻く。それをアプリ(Holitionという企業のソフトらしい)が認識して、自分の指に装着した指輪を見せてくれるのです。
専用のARアプリが、Windows版、Mac版で用意されています。自分でもやってみたのですが、なぜかPDFファイルにはマーカーが表示されておらず、うまくいきません。表示できたという例も報告されているようですので、プラットフォーム(自分はMac)の問題なのでしょうか。
ジュエリーのように高価な商品を売る場合には、こうした若干手間のかかるAR技術でも十分に売上の助けにはなってくれそうです。
Holitionはジュエリー以外にも、腕時計やアイウェア、イヤリングなどでもAR試着サービスを提供しているようです。たしかに、アイウェアもAR試着できるといいですね。
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