「ケプラーの法則」で音楽を生み出す“Kepler's Orrery”で遊んで、わたしはiPhoneアプリをあきらめた
わたしにはひとつ、ジェネレイティブ・ミュージック的なiPhoneアプリのアイデアがあったんですが、これを見て、葬り去ることにしました。
これは、iPhoneアプリ“Kepler's Orrery”のベースとなっているアプリケーションですが、基本は同じ。わたしもiPhoneアプリで試してみましたよ。それが下の動画。zoome App Townにうpしました。
iPhoneアプリのほうは、なんと52.9Mバイトもあります。なのに115円。お得な感じがしますね(App Storeへのリンク)。
天体の重力シミュレーションを音楽生成に応用したもので、重力を持つ天体が衝突するときに音が鳴る仕組み。軌道に沿って周回する天体同士がぶつかったときにその天体が持つサウンドが変わったり、音を発生させたりします。普通の天体は衝突すると破壊が起きるのですが、ここでは音楽が生まれるのです。
そこから生まれるサウンドは、「ウマグマ」から「おせっかい」あたりまでのピンク・フロイドという感じ。わたし的には実にすばらしいサウンドです。しばらくはこれでBGM作りしますね。Bloomはもう終わり。
わたしが考えていたジェネレイティブ・ミュージックなiPhoneアプリというのをばらしてしまうと、やはり衝突してサウンドを鳴らす、というものなんですが、ピンボールをベースにする、というもの。
自分でピンや仕掛けを配置して、ピンへの衝突により、ランダムに近いサウンドが鳴るようにし、なおかつスケール拘束とクォンタイズによって自然に近い音が鳴るようにします。
問題は、これをやるためにはまずピンボール・ゲームを作る必要があるというところですね(笑)