ドップラー総統の気分になれる楽器
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パイプオルガン、巨大帝国、総統、オルガンで巨大なものを操る悪の帝王は、似合いすぎですよね。ダンガードAのドップラー総統しかり、自分では弾かないけどパイプオルガンのテーマ曲が似合い過ぎる白色彗星帝国のズォーダー大帝も。でも、この楽器ならばある意味ドップラー総統を超えられるかもしれません。
ビルディング(三菱地所的にいうとビルヂング)を楽器にしてしまうというプロジェクト“Playing the Building”が開催中です(MAKE経由)。
仕掛け人はデビッド・バーン。
Battery Maritime Buildingというローワーマンハッタンのビルをまるごと(9000平方フィート)使い、アンティークなオルガンをコントローラに、ビル中に仕掛けたアクチュエータで「音」を奏でる仕組みです。鉄骨やパイプ、水道管が音源。いったいどんなサウンドが出せるんでしょうか? 実際に動画をごらんください。自分で弾くことができるんですよ。ニューヨーカーうらやましすぎ。
仕組みはこんなふうになっています。
そして、デビッド・バーンへのインタビューはこちら。
最近、iPhoneやKAOSSILATOR、DS-10、せいぜい大きくてもTENORI-ON程度の小型楽器ばかりに目が行ってしまって、どうも視野が狭くなってしまったようです。これからはドップラー総統のように大きな野心を持っていこうと思う次第です(でも末路は……)。
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