トリックを使わずにiPhoneがおサイフケータイになる日
iPhoneにはFelicaチップが搭載されていないから、おサイフケータイとしては使えない、だから日本では普及しないという話と、それに対するAppleからのトリッキーな回答(笑)というのが話題になってます。
Felicaでのタッチ式決済は無理としても、それに近いことは、いまのiPhoneでも可能ではないかな、と妄想してみました。
iTunes Storeのアカウントを利用すればいいのではないでしょうか。現時点ではiPhone App Storeの支払い方法がどうなるかはわかりませんが、おそらくApple IDを使うことになるのではないかと思います。つまり、クレジットカードか、iTunes Storeのカードかを使う。iPhoneからはiTunesの楽曲も購入できますよね。
ということは、Apple IDを使った決済システムを、コンビニのPOSに結びつければ、というふうにはなりませんかね。内蔵カメラとバーコードとAppleの決済システムをうまく結びつけたようなアプリケーションをソフトバンクモバイルかYahoo! JAPANが出してくるとか。
いちばんいいデモンストレーションは、リアルApple Storeでの支払いを、iPhoneだけを使ってできるようにしてみせること。iPhoneさえあれば、周辺機器やらMacやらをリアルおサイフなしで購入することができる、などなど。
わたし自身はおサイフケータイをまったく必要としていません。基本は自転車通勤だから電車の定期券はもってないし。コンビニでのドリンクなどの買い物は、1000円札をポケットに入れておくだけ。あ、リアルおサイフすらあまり使ってないのでそんなこと言う資格ないのかもしれませんが。
Macとケータイ決済システムの両方に詳しい、神尾さんによるiPhoneおサイフケータイ論をぜひ読んでみたいです。
追記:ちょうどタイミングよく、神尾さんの熱いiPhone論が掲載されました。おサイフケータイには言及してませんが、ケータイ関係者の興味深いコメントが多数掲載されています。周波数がソフトバンクが選ばれた理由の1つではないかという推論はお見事!