iPhoneに偽KAOSSILATOR登場
スキンだけ登場してたので、自作しようと思ってましたが、iPhone版KAOSSILATORが出てしまいました。その名も「cowsillator」……。ひどいダジャレですねこれは(ほめてる)。
もちろんこれはiPhone用の楽器プラットフォームであるMooCowMusicの“Band”に対応した「楽器」(instrument)の1つ。つまり、「Miku Blues」や「Miku Scat」の仲間、ということになります。
jailbreakしたiPhoneのInstallerから新着としてインストールできるようになっていたのでインストールしてみたんですが、ちょっと不調に。
Bandのinstrumentは、descriptionに書かれている音源(WAVファイル)がそのディレクトリに存在しなかったりすると、そこを叩いたとき、またはそのinstrumentを選択したときに落ちてしまいます。まあ、これでデバッグするわけですけど。自分ではファイル名間違いはよくやってました。
サードパーティ製(MooCowMusic以外)のinstrumentもかなり出回っているので、そのへんのことを覚悟しておいて、インストーラ形式になっていてもバグはありうるので、起動しなかったら、SCP対応ソフトで削除するなどしてください。
とはいえ、これ自体に問題があるわけではないようで、重要度の低いinstrumentをいくつか削除することで動作するようになりました。cowsilatorには50個ものWAVファイルが組み込まれており、そのせいで使用メモリはほかのinstrumentを圧迫するほどに大きくなっているのでしょう。
音色はMOOGベースっぽいのが1つだけ。これが、カットオフフリーケンシーだけ変更したものが5種類。音程は10種類。で、5×10=50個のWAVファイルということになります。KAOSSILATORのB45がいちばん似ているサウンドかな。
ゲートアルペジエイターなしでKAOSSILATORを使っているふうにはなります。上下方向に移動させると音色が微妙に変わり、横方向では音程が変わる。スケールはイオニアンに固定。
korg can't be mad cause this is only advertisement for the real kaossilator. How many people didn't know it before they saw this
KORGの本物の宣伝になるからいいよね、ですって。たしかにこれで気に入ったら本物がほしくなりますよね。Bandには代表的な楽器がそろっているので、KAOSSILATORも「人気楽器」の仲間入りってことで。
Vidnikを使って、本物のKAOSSILATORと共演(対決)ビデオをYouTubeに投稿してみました。音ズレがひどかったので再投稿しました。ビデオのアドレスが変更されています。それでも音ズレが直らない。どうも、QuickTimeからFLVへのサーバでの変換時にずれてるっぽい。後で、ローカルでFLV変換したものをアップロードしてみます。→H.264に変換したものを投稿したら、そちらはOKでした。やはり.movの問題か。エンベッドリンクも変更しました。
追記:当然といやあ当然なんですが、cowsilatorはポリフォニックなんです。そこはKAOSSILATORに優ってますね。