Apple TVを“Take 2”にしてみたよ:実はポッドキャストがいちばんスゴイかも編
新しいApple TVは映画レンタルが最も注目されているけど、これは別に特筆すべき機能じゃありません。いま使っているJCOMのデジタルチューナーだって、映画レンタルはできるし、テレビ番組もレンタルできる。もっとも、購入できず、レンタルしかできないんですけど。
まあ、米国オンリーの映画を日本から視聴できるレンタルサービスってのはほぼ皆無なので、大画面テレビで洋画ってのは一応の魅力はありますけどね。
そんなことより、ポッドキャストですよ。いま日本のポッドキャストビュワーは大半がiTunesのポッドキャストディレクトリ経由じゃないかと推定してるんですが、それがそのままApple TVに移行したと考えてください。
いちいちiTunes側で同期設定して、それがApple TVに来るのを待たなくてもいいんです。ディレクトリから見たい、聴きたいエピソードを選んで再生するだけでいいのです。
これでApple TVはついに「母艦PCから自由になった」わけです。
ポッドキャストって、いったん購読しちゃうと毎回見たり聴いたりしなくちゃいけない強迫観念にかられてしまい、それがじゃまになってだんだん視聴しなくなってしまいます。
その点、気に入ったポッドキャストを「お気に入り」に登録しておいて、見たいときに見る、聴きたいときに聴く、というふうにできるのはうれしいです。
VIERAがポッドキャストに対応するそうですが、これは音声ポッドキャストオンリーっぽいので、Apple TVに利があります。
しかしこれで、ますますテレビを見なくなりそう……。
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