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山羊のカラダのスープ

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 わたしが生まれて初めて自分の金で買ったアルバムは、「悲しみのアンジー」が収録されている「山羊の頭のスープ」。もちろんビニール盤です。中二のときで、当時はストーンズの最新アルバムでした。おそらく、ソニーはこの名盤へのトリビュートを意図していたのだと思います(勝手な推測)。

 きょうの記事「ソニー陳謝、PS2用新作ゲームの宣伝に残酷シーン」、問題となっているのは、首をはねた山羊の死体。

ソニーは4月30日、新作ビデオゲーム「ゴッド・オブ・ウォー2」の発売を記念してアテネで開催したパーティーにおいて、首をはねたヤギを宣伝に用いたことに関して、陳謝の声明を発表した。

とあるのですが、さらに、肉スープをヤギの内臓に見立てるなどもやっていたそうで。

 開催されたのがアテネじゃなくてロンドンだったら、「それなら34年前の、あの悪ガキどもが出した、山羊の頭のスープよりはマシさ」「いや、実はその頭のスープの後日談ってことで」といった会話ですんだかもしれませんね(うそです)。

 34年前、LPに同梱されていた「スープに浮かべられている山羊の頭」の写真を中学校の教室に飾っていた悪ガキはわたしです。

 いまはCD盤なので、写真も小さくなったかと思いきや、「でかジャケ」というのがあって、ビニールアルバムサイズのジャケット+写真なんですね。これはうれしい誤算。いちおう、iTunes Storeへのリンクもはっておきますので、30秒だけ聴いてみてください。

 あ、音楽のことを書いてなかった。エレピがあると、ついイントロを弾いてしまう「100年前」、44というのがマグナムのことだということを初めて知った「ドゥー・ドゥー・ドゥー……(ハートブレイカー)」、とても寒い冬の日にはつい歌ってしまう「ウィンター」。「アンジー」以外も名曲ぞろいです。

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