iPodからiPodへデータを転送できる携帯デバイス
ThinkGeekで紹介されている「Hitch iPod2iPod USB Transfer Device」。名は体を表すというか、USBを使ってiPodから別のiPodにデータを転送するための製品です。価格は89.99ドル。
液晶画面とボタンがついていて、2台のiPodの間にUSBケーブルで接続します。片方のiPodをマスストレージとしてもう片方に認識させ、不可視になっている楽曲ファイルなどを転送させる仕組みのようです。外出先で、このiPodから別のiPodにデータを移したくてたまらない、そんなときに手元にあると便利な逸品です。
ちょっとがっかりなのは、けっこうでかい筐体だということ。実を言うとiPodより大きくて重いのです(227グラム)。それと、対応するiPodは2台ともWindowsでFAT32フォーマットされている必要があるというところ。もちろん、FairPlay DRMの楽曲は移した先のiPodでは再生できません。
それでも、USBを両差しにしてどちらも充電できる機能とか、楽曲だけじゃなくて、写真も取りこめたり、対応するデバイスはiPodだけじゃなくてマスストレージならデジカメでもUSBサムドライブでもなんでもよかったり、OSはLinuxでアップグレード可能だったり、いろいろあやしくも面白いものみたいです。
アップグレードでHFSに対応してくれたら買ってもいいかも。
音楽共有できる相手を求めてさまよっているZuneユーザー(いないって)にiPod to iPodの音楽転送を実演してギャフンと言わせるためだけに買うのもオツですね。
関連記事:
・「iPodホームレス」問題を解決する方法