「ブログするハンドバッグ」とシャッターチャンス
こういうのが前からあったのは知ってる人は知ってるはず。ライフスライスキットという、チープなデジカメとブログと変換ツールと人型ケースを組み合わせたもの。残念ながら売り切れてしまったようですが、ぼくは持ってて一時期使ってました。
問題点はいくつかあります。まず、盗撮と実験との境目が明確ではないため、常にビクビクしながら行動しなければならない点。受賞したハンドバッグも、どうみてもアヤシイです。電車などで使っていたら、突き出されても文句は言えないでしょう。
次に、自分の行動が面白くなければ、撮影された写真も面白くない、という当然のポイント。デスクワークの人が使っても、まったく動きのない写真が出てくるだけでしょう。ただ、一定時間ごとに、という撮影間隔を、10歩ごとに、としたのは正解かも。
あ、もう1つ気になるのは、ここで使われたNokiaのカメラ携帯、シャッター音はするのでしょうか? としたら、10歩ごとというのは相当にうるさいですね。
そして、自分と周囲のプライバシーが公開されてしまうということ。まあ、これは自分でやることなんだからしょうがないな。
数年前のテクノロジーで作られたライフスライスキットは、撮り終えた後でHTML化やファイル変換の作業をする仕組みでしたが、このハンドバッグは携帯とGPS、Flickr APIを使って逐次、連携作業をしてくれます。これはたいへんすばらしい。
・「ブログするハンドバッグ」がYahoo!「Hack Day」で最優秀賞に
こういうふうに定期的に画像を撮る仕組みを持っていると、たまにいいシャッターチャンスにめぐり合うことができます。ぼくの場合は自転車の車載ムービーカメラなんですが、通勤途中にこんなスクーターと遭遇しました。