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Virtual PC for Intel Macの登場が遅くなりそうな理由

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 eWEEKで執筆しているSteven J. Vaughan-Nichols氏が、Linux-Watchに書いている記事“Coming soon: The Linux Macintel”に、Virtual PCのIntel Macへのポートは簡単ではないだろうという予想と、LinuxのIntel Macへの対応はかなり早期に行われるとの観測が書かれています。

 Intelが提供しているブートローダEFI: ELILOにより、x86アーキテクチャのLinuxポートが容易になっていることを指摘しており、「そのままIntel iMacでブートするわけではないが、遠からず実現するだろう」と書かれています。

 また、Virtual PCについては、開発表明はしているものの、Metrowerks CodeWarriorで開発されているために、Intelバイナリへの対応は困難なのではと予想しています。

 Mac関連のエミュレーションについて最も信頼の置ける情報源である「田中俊光のblog」では、EFIを使ったWindowsブートについて現実的な見解が書かれています。田中氏は68K MacエミュレータのBasilisk IIとPowerPCエミュレータのSheepShaverの動作も検証しています。こちらも要注目です。

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