寝たままでビデオiPod
ポータブルDVDプレーヤーの登場で、いろんなところに映像を持ち込むというグータラユーザーにとってきわめて手軽になった今日この頃ですが、「お風呂方面に異様なほどの執着心を見せているITmediaの某チャンネル」とは異なり、わたしはベッドにおける快適さを追究したいと思います。
「い〜レコ」のおかげで、毎日「スター・トレック」や「WBS」といったMPEG-4ビデオコンテンツがたまっていくわけですが、わたしは自転車通勤なので、通勤電車の中で消化するわけにはなかなかいきません。夜中、寝る前のちょっとした時間を使って、テクノロジー系翻訳においては聖書よりも重要とされる(ウソです)「スター・トレック」の知識を増やしたり、最新テクノロジーガジェットやトレンドのチェックといったことをしたいなと思うわけであります。
で、ねっころがりながらラクチンにビデオiPodを見ることができるようなグッズを探したのです。アキバで何時間もかけて。
最初に狙ってたのは、iMirrorという、かつて一世を風靡した「初代液晶iMac型」の鏡。液晶ディスプレイの部分が可動で、そこにiPodを横向きに張り付けておけば、横を向きながらiPodを「視聴」することができるわけです。両面テープなんかで鏡に張り付ければいいかな、なんて思いつつ。
ところが、この製品が出たのが3年ほど前ということで、どこにも売ってませんでした。トホホ。ならば、せめてビデオiPodにつなげられるようなスピーカーがないかと探していたところ、こんなのが見つかりました。
「B-AUDIO COMPACT SPEAKER for iPod」という、システム手帳型iPodケースです。見開き型で、左側にはステレオスピーカー、右側にはiPodを収納できます。3000円以下で入手。お店の人に聞いたところ、この収納スペースは、ビデオiPodの広い液晶サイズに対応しているそうで、これならば別の使い方ができるのではないかと思ったのです。
実はわたし、ちょっと前に鎖骨骨折をやってしまい、右手が動かせない状態になったことがあり、そのときに本を読む手段として、これとは別に書見台なるものを導入していたのです。文庫本から、多少の重さの単行本まで、寝ながら読むことができる「読書スタンド」というのがそうです。
これに、さきほどのシステム手帳型iPodケースを装着するとあら不思議、寝たまま視聴が可能になるではありませんか。スピーカーもついているので、周囲に音漏れを気にしなくていい場合には、イヤフォンフリーで快適なビデオライフを楽しむことができるのです。
あと、VAIO Uを載せる台としては、これがほしいなあ。