ルーティン業務や職業が多く、創造的・分析的業務のシェアが低い日本
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経済産業省は2019年3月12日、「第4回 産業構造審議会 2050経済社会構造部会」を開催し、主に、労働政策に関して、議論・検討を行っています。
経済産業省が開示している「労働市場の構造変化と課題」について、一部、とりあげたいと思います。
労働市場において、高賃金と低賃金の職が増える一方、ミドル賃金の職が減る「両極化」が進行しており、その背景には、教育水準による賃金格差や、都市と地方の格差の拡大などが指摘されています。
ルーティン業務の集約度の分析によると、日本はルーティン業務集約的となっています。
出所:産業構造審議会 2050経済社会構造部会 2019.3
日米での雇用の性格を分析すると、日本は「定型的・作業的業務」の人材シェア高く、「創造的・分析的業務」のシェアが低いという傾向となっています。
出所:産業構造審議会 2050経済社会構造部会 2019.3
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