アン・ハサウェイはApple Watchしてなかった(映画「マイ・インターン」)
遅まきながら、アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロ主演映画「マイ・インターン」(オリジナルタイトルは「The Intern」)を見てきました。
急成長中のファッションオンラインショップの創業CEOであるアン・ハサウェイが、会社が社会貢献のつもりで採用した70歳のシニアインターンであるロバート・デ・ニーロに公私共に助けられて、いやぁ人間って捨てたもんじゃないですねー、というお話(だいたい)。
会社はGILTがモデルかなーと思ってたら、会話の中でしっかりGILTが出てきました。ちょっとネタバレになりますがこれはテレビでも紹介していたシーンなので言っちゃうと、急成長する新興企業の常として、プロのCEOを雇ったらどうだろう、GILTもそれで成功しているんだしと(たぶん投資家が送り込んだ社員に)アドバイスされたハサウェイが「GILTだって急成長しても創業CEOがうまくやってるじゃない。私がハーバード卒じゃないからだめなの?」と反論してました。【UPDATE】コメントでご指摘いただいたので修正しました。うろ覚えで確認せずに書いちゃいました。ごめんなさい。ハーバードでもなかったかも。
Instagram、eBay、Facebookなども出てきます。(ザッカーバーグは十代でCEOやってた、というセリフも。)
オフィスで使っているマシンはずらっとMacBookとiMac。スマートフォンはもちろんiPhone、打ち合わせではiPadも使います。
そんなオフィスに初出社したシニアインターンのデ・ニーロが、シックな本革アタッシュケースから取り出すのはペンや計算機、そしてSamsungのパカパカ携帯。
こういう小物や衣装(高そうでハイセンスなスーツ)で、人となりを表現しているわけです。
だから、もしかしたらアン・ハサウェイはApple Watchをさりげなく身に着けているんじゃないかな、と楽しみに見に行ったんですけど、ハズレでした。腕時計をしているシーンが幾つかあるんですが、カルティエのタンクソロ(5200ドル)でした。IT企業のCEOでも、ファッションを愛する人の選択はこうだ、っていう設定なんでしょう。
Apple WatchはハイセンスなIT企業CEOのおメガネにかなわないということなのか? あるいは、ハサウェイの人物設定として"熱意のあまり時間を守れない人"というところがあるので、Apple Watchをしてて遅刻するとAppleが困るから、だったりして。
この映画、ストーリーもよく出来てるので、Apple TVに来たらレンタルしたいです。オフィスのMacの画面やデスクにあるガジェットをじっくりチェックしながらもう一度見たいなー。