便利だけどちょっとこわいGoogle Inboxのサジェスト
Googleの新しいメール+スケジュール管理アプリ「Inbox」、おかげさまで使い始めました。
総裁も書いておられるように、かなり便利で、メールアプリというよりも、日常生活サポーターというか、秘書というか、問い合わせ機能のないGoogle Nowというか。
Mailboxのように今すぐには返事できないけどいつか返事しなくちゃなメールをスヌーズできたり、Googleカレンダーに入れておいたスケジュールがいいタイミングで表示されるだけじゃなく。
めっきり物忘れがひどくなった私にとってかなりうれしいのはリマインダー機能。
ふっと浮かんだ「そういえばあの人に絵葉書を送ろう」とか「牛乳買わなくちゃ」というようなGmailやGoogleカレンダーとは関係ない思いつきを忘れないようにするのがリマインダーです。
これの、サジェスト機能がちょっとしたもんです。
たとえば、「Call」(電話する)と入力すると、最近メールした相手の名前と電話番号が表示されたり。
「make dentist appointment」(歯医者さんに予約する)と入れると、「行きつけの歯科医院は?」と聞かれるので、○○歯科と答えると、もしGoogleプレイスに登録されている歯医者さんであれば、自動的に住所と電話番号が設定されて、次回からは自動的に電話番号が表示されるようになります。「change dentist appointment」でも同じ。
このサジェスト機能、自分のGoogleアカウントだけでなく、Googleでパブリックになっているいろんなデータからひっぱってきているらしく、他の人が何をリマインダーしているか分かってキモ面白いです。「buy」(~を買う)と入れると最初に「milk」が出るのはお約束としても、なぜか2番めの候補が「fix buy mac os 10.6」だったりして生々しい。
日本語を入れると、たぶんGoogleプレイスに登録されている店名が住所と一緒に表示されます。
まさか個人名は出てこないだろうと思ったんですが、これ、どうなんでしょう。下の図の2番めの。このサジェストを選択すると、携帯の電話番号が表示されるんですよ。だ、だれ?