すべては広告への道、だと思うとInstagramのすてきな機能もちょっとかなしい
今朝Facebookが発表したInstagramの動画投稿機能。よくできてます。Instagramで写真を投稿している人なら、すぐに使えると思います。
iPhone 4Sと5でしか使えないので試してみていませんが、歩きながらとかでがたがたになっている動画を自動的にスムーズにしてくれる「Cinema」機能なんで、どうやってるのかさっぱりわかりませんが、ケビン・シストロムCEOのデモではすごくきれいになってました。まずはiPhone版から、というところが昔と変わらないです。
そういえば動くシストロムさんを初めて見ましたが、物静かで誠実そうな印象を受けました。そういえば昔、プライバシー問題ですったもんだしたときも署名入りで説明してましたっけ。
このプレスイベントへの招待状には、「小さなチームが大きなアイデアに取り組んでいます」と書かれていたそうですが、小さなチームというのはInstagramのことだったんですね。Instagramで動画投稿ができるようにするのは自然な流れだと思うし、出来上がりもよくてすてきですが、ぶっちゃけTwitterのVine対抗、というみかたは避けられません。Vineより9秒長い15秒だけど。
そして、VineがTwitterでの広告に活用できるように、これは動画広告がFacebookにやってくる前触れだと思われ。15秒あれば、テレビCMと同じ情報量を盛れます。
先日のハッシュタグもですが、最近発表される新機能は、もちろんユーザーにも便利ですが、どちらかというと広告主にとってもっと便利なものが多いです。
いや、もちろん、株式公開した企業ですから、当然です。いつも無料でサービスを使わせてもらって、ありがとうございます。でも、なんかさびしい。