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海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

SOPAとPIPAって双子の名前みたいだと思ったのは私だけじゃなかった

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今日は米国では2つの新著作権侵害法案に反対するストライキデーで、いろんなWebサービスがブラックアウト(まっくら)になっています(といっても、実際は本当に遮断しているのは英語版Wikipediaくらいで、あとは反対署名へのリンクを貼っている程度のところが多いようです)。

2つの法案というのは、1つは下院に提出された「Stop Online Piracy Act(SOPA)」で、もう1つは上院に提出された「PROTECT IP Act(PIPA)」。米国では上院と下院で別々に似たような法案が提出されることがあって、最終的にはマージしたりする(で、最終的に大統領が署名して成立。随分はしょった説明ですが)のです。これらの法案は両方ともコンテンツ提供者を保護しようとするあまり、ネットの自由を侵害しそうだということで、ネット業界が反対しているわけです。

この騒動については、いつかちゃんと解説しなくちゃなと思っていたら、@ITが経緯を説明してくれたので、知りたい方はこちらをお勧めします。

ここでは息抜きっぽい話を。この2つの法案、深刻な話だというのになんだか名前がお気楽。そーぱとぴーぱですよ。不謹慎だと思いつつ、記事を書くたびに漫才コンビみたいだなぁと思ってました。で、オンラインコミックの「Joy of Tech」にこんな4コマが(拡大版はオリジナルでどうぞ)。

Joyoftech

男子:なんでインターネットがこんなにまっくらなんだ?
女子:REDDIT、Wikipedia、Cheezburgerが悪い法律の制定に反対してブラックアウトしてるからよ。

男子:そりゃすごい。で、何をして楽しめばいいかな?
女子:。。。

。。。

(9カ月後)
通りすがりの人:まあ、かわいい双子ちゃん! なんてお名前?
女子:SOPAとPIPAよ!

もちろん、Joy of TechのサイトもSOPA反対でまっくらです。

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