「みんなの節電で停電延期できたよ!」って言ったらどうかなと思う
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計画停電、スタート時間を過ぎてもテレビが消えないと「今回も延期してくれたか」とほっとすることの繰り返しです(これはありがたいことだと思っています)。
東北電力が17日午後の計画停電見送りを発表した際、その理由の説明として「降水に伴う水力発電の供給量増」と「復旧の遅れで需要量が回復しない」ことを挙げていました。それは本当なんだと思います。でも、需要量が増えない原因の数パーセントはきっと被災していない人たちが節電していることによるんじゃないかと思うのですよ。ここはせめて「節電による協力のおかげで」って言ってみてほしかったです。
最初はがんばって節電している人たちも、成果が見えないこともあり、だんだん気持ちが疲れていると思います。ほめて伸びる子は多いはず。脅かすよりも、「みんなのヤシマ作戦のおかげで今日も乗り切った。明日もよろしく!」と言ってもらえた方が、またがんばれると思うんだけどなぁ。
だから、自分からも感謝の気持ちを口にしてみることにしました。寒い中でホームを駆け回っている駅員さんや、いつもどおりにおいしいお菓子を焼いてくれるケーキ屋さんとかに。ちょっと恥ずかしいけど、「助かります」って言ってみると、にっこりしてくれます。
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