Palmの次期スマートフォンはコードネーム「マンション」
世の中ではなんとなく「スマートフォンといえばiPhoneとAndroid」のような雰囲気になっていますが、HPに買収されたPalmも、スマートフォンを出そうとしているようです。PreCentralによると、分かっていることはごく少しで、コードネームが「Mansion」で、画面解像度は800×480、物理的なキーボードはついていない、ということくらいです。これまでPalmのスマートフォンには必ずキーボードがついていたので、キーボードレスなのはちょっと注目。
なんでMansionなんでしょうね。webOS搭載タブレットのコードネームは「Hurricane」なので、あんまり統一感もないです。コードネームだけで判断するのも変ですが、なんとなーくiPAQ的な運命の予感が。Palm好きとしてはそんな予感は当たらないことを祈ります。
ところで話が全然違うのですが、SkypeのCEOとしてCiscoの偉い人、トニー・ベイツ氏が指名されました。10月末にルクセンブルクに行くそうです。Ciusを発表したりしてコラボレーション関連でがんばるぞ、というCiscoを離れ、IPO前のSkypeに行くのはよほど可能性を感じたからなんでしょう。
関連記事を書いていてちょっとぞっとしたのは、前CEOの共同創業者ジョシュ・シルバーマン氏の写真が、Skypeのサイトから完全に消えていたこと。CEO退任後もSkypeにはとどまるようですが、共同創業者なのにこの扱いはなんだかなぁ。IPOに向けてSkypeは既に創業者の手から離れ、投資家たちの意向で動いているのかも、と思いました。同日発表になったTwitterのCEO交代とはかなり事情が違う感じです。