Oracle、SunのSPARCでIBMに挑戦状
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「この夏に完了」だと思っていたOracleのSun買収に、EUから待ったがかかっちゃったので、10月14日のOracle OpenWorldではSunはまだ微妙な立場での参加になりそうです。OpenWorldの広告として、下の図ようなものがWall Street Journalとかに掲載されているようですが(Oracleのサイトからもってきました)。
「IBMの最速サーバよりもSunのSPARCサーバにOracleのデータベースをのっけたセットの方がTPC-Cベンチマークでずーっと速いってことをOpenWorldで証明してあげよう」という内容です。すごいなー。Sunだったらこういうことはしなかったと思います(いいとか悪いとかじゃなくて)。少なくともこの広告からOracleはSunのハードウェアを捨てる気はないことが分かりましたが、10月ではまだ買収は完了していない確率が高いので、どうにも中途半端です。
先日も「Sunの独立企業としての最後の決算報告」とか記事に書いちゃったんですが、さてどうなることやら。引き延ばされるとユーザー企業は困っちゃうと思うんで、EUは1月と言わず早めに結論を出してほしいものです。
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