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Appleの弱みにつけ込むような でもここまでやればあっぱれかも

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 「iTunesに競合するうちのRhapsodyのiPhoneアプリをこれからAppleに申請しまーす」とReal Networksが発表しました。GoogleのアプリをApp Storeから締め出した(Appleはまだ審査中だと言ってます)んじゃないかという噂でAppleが窮地に立たされているこのタイミングで。

 申請する前に大々的に発表しちゃえば、競合するからって却下できないよね、というところでしょうか。昔から商魂たくましいなあと思っていました(例えばRealPlayerの無料版をダウンロードしようとしていつのまにか有料版に誘導されたりした苦い思い出が)が、これはもう公式ブログを読みながらあっぱれ、とつぶやいてしまいました。Yu_bob

 同社は1993年に元Microsoft幹部だったロブ・グレイザー(写真)が設立して、この人がずーっとCEOのままなオーナー企業です。2004年にはAppleのFairPlayをリバースエンジニアリングして自社の音楽サービスに反映させ、裁判沙汰ということもありました。2005年にはMicrosoftを独禁法で訴えて和解金7億6100万ドルを獲得。記憶に新しいところでは、2008年にDVDをHDDにコピーするソフト「RealDVD」を発売して差し止めをくらったり。意識的にワルなキャラを作ってるんじゃないかと思うほどです。

 グレイザーCEOはまだ47歳。これからもぶいぶいいわせてほしくなってきました。

関連リンク
「RhapsodyのiPhoneアプリをAppleに申請する」とReal Network
Apple、AT&T、Googleが“Google Voice締め出し”に関するFCCの質問に回答

Comment(1)

コメント

Caspar

MSを独禁法で訴えて勝つのはワルでも何でもないのでは? EU丸ごと悪と言うことになりますが。

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