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NINのレズナーがレディオヘッドを批判

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 レディオヘッドが「価格はあなた次第」のアルバムをリリースし、ナイン・インチ・ネイルズ(NIN)がアルバムの一部を無料配信したりなど、音楽の世界で新しい販売モデルが登場しています。

 そんな中、NINのフロントマンであるレズナーが、レディオヘッドのやり方は「不誠実」だとAustralian Broadcasting Corporationの番組で批判したと、Ars Technicaが伝えています。

 In Rainbowsのデジタル版は160Kbpsと、AmazonやiTunes Storeで販売されているDRMフリーMP3(256Kbps)よりも低音質。レズナーが言うには、「CDのプロモーションとして、MySpace程度の(低音質の)楽曲にお金を払わせた」。

 さらにレディオヘッドがもうデジタル版を販売しておらず、今後In Rainbowsの販売は従来の流通経路でやっていくと公言したことについては、「それ自体は悪くないけれど、世間で言われているほど革命的ではないと思う」とコメントしています。さらにレディオヘッドがアートワークを省いたことなどを指摘して「不誠実に思える」とばっさり。「初の」試みだったから騒がれたんだといったようなことを話しています。

 そして、Ghostsのような成功例からレコード会社が学習すると思うかという質問には、レズナーはこう答えています。「わたしが見たところでは、大手レーベルの愚かさ加減はびっくりするほどだ。デジタル技術やレーベルのビジネスを崩壊させている局面に携わっている人々は、インターネットに接続してもいないようだ」

 以上、広瀬でした。

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