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「Google減速」説の波紋

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 「Googleの広告クリックが減った」という調査報告が波紋を呼び、Googleの株価にも影響が出ています。

 さまざまな議論がなされているようですが、Silicon Alley InsiderではGoogle検索広告仲介の最大手SearchIgniteの反論が紹介されています。同社によれば、1月1日から2月15日までの検索広告クリックは前年から45.7%増加したとのこと。小売業者と住宅ローン以外の金融サービスの広告が多いそうです。ただし、クリックスルー率が4.2%から3.6%に低下しているのが気になるところ。

 一方、Silicon Alley Insiderの別の記事は、「広告クリックが減ったのは、間違いクリックが減ったため」というGoogleの主張への反論を展開しています。Googleが間違いクリックを防ぐ変更を加えたのは10月なので、そこからクリック数が減るはずなのに、同月の広告クリック数は前年同月比で37%増、11月は27%増、12月は12%増、1月は横ばい。こうしたデータから、記事は「1月の広告クリック減少は間違いクリックとは関係ないのでは」と指摘しています。

 米国のデータなので、世界全体で見ればまた違ってくるでしょうし、いずれにしても結論を出すのはまだ早いでしょう。

 以上、広瀬でした。

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