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技術マーケティングのヤクザな日常

技術の露出

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マーケティング担当として商売ねた探しにJavaOneに来ています。出張中の方がblogを書きやすいというのが変ですがしばらくマーケねたでJavaOneレポートをしますね。という事でセッション参加はほどほどに出展企業まわりに全精力をかたむけているわけですが、その中で異彩を放っていたのがジャストシステムのxfyです。詳しいことはここを見てもらうとしまして(http://www.xfytec.com/)xfyはXMLドキュメントの作成・編集技術でありそれを実現する各種製品を出展してます。ほかとの違いはなんと言っても力の入れ方!ショートセミナーの展開、よく考えられたのであろうノベルティー。他社はどちらと言うと地味系ですがここだけ良い意味で大騒ぎしていると。そもそも今回のジャストさんは今までになくアートワークに力を入れて、ロゴもすごくCOOL。(さっき紹介したサイトで見られます)そのロゴを基調にしてCOOLなTシャツ、インスタント刺青などなどを配布して会場をxfyでうめる計画なのでしょう。ノベルティーは徹底して露出系のモノでした。(そのTシャツを着た人が結構うろうろしているので成功でしょう)で、話は横にそれるんですがイベントで配っている紙袋も実は同じ考えの元に配られているのをご存知ですか?すごく大きい紙袋を配るところがありますが、あれは他社の紙袋を全部いれてもらって露出は自社の紙袋だけにして歩く広告塔になってもらうわけです。こういったイメージ、名前を売るという行為って技術とはなんら関係ないけれど優れた技術でも使ってもらわないと技術はゴミですからこういった事は重要なわけです。ジャストさんは一太郎ではコンシューマー系でイメージを考えながら製品を露出してきたわけですが、他製品については技術主体でイメージ戦略をあまり進めていなかった感があります。そういった意味で今回のジャストさんは今までと違い技術以外にイメージもだいぶ練っての露出というのがとても新鮮で、かつ真剣さを感じました。

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