フィンテックとIoT、世界の銀行連合22行がビットコインのブロックチェーン標準化
あのねえ・・・ビットコインを何時までも悪者扱いしないでよ・・・
世界の著名行、22行がビットコインのまねをしようと枠組みの標準化の検討を始めてるんだよ・・・
バークレイバンクやUBS、シティ銀行などは既に独自のビットコイン類似仮想通貨を作って行内で実験を始めてるし・・・
取分けブロックチェーン(分散レジャー)による認証方式が斬新だと支持を得ています。
音楽チケット、株式や金の取引など幅広くブロックチェーン(分散レジャー)方式は使るんだって!!
従来の銀行連合で取引による所有権移転を記録(レジャー)する方式は、集中リスクが発生し、ハッカーに対して弱いでしょ?
だからフェルソフトの分散レジャー方式が良いのですよ。その認証を行うのがブロックチェーンと呼ばれるネットワークだよ。
えっとねえ レジャーと言うのは預金通帳や会計の取引を記帳する元帳と考えてください・・・財布だからそれぞれが個別に小遣い帳を作ります。(これまでは銀行が集中して預金通帳を作ってくれました)
その記帳(小遣い帳)が正しいかどうかネットワークの参加者の有志のネットワークがチェックします。それがブロックチェーンです。
世界の22行を口説き落としたブロックチェーンのR3CES社
Distributed ledger startup R3CEV has added 13 new banking partners, bringing the total number of banks involved in its activities to 22.
<出所 http://www.coindesk.com/ >
分散レジャー方式やその取引が妥当なものと認証するブロックチェーンのイメージ
<出所 テッククランチ>
2015年の春ごろから俄かにフィンテックが注目されています。フィンテックと言っても範囲が広いのですが、今回の盛り上がりの火付け役はなんと例の「ビットコイン」です。日本でもマウントゴックス(Mt. Gox)の事件ですっかり有名になっています。(ビットコインのハッキングにより2015年2月倒産したとされる事件)
ところがビットコインに関しては、その分散レジャー方式による記帳とその認証方式であるブロックチェーンがフィンテック(新しいインターネットの金融技術革新)に有効だと言う認識が世界の著名金融機関の間で高まり、中央銀行を巻き込むなど金融業界発の信頼が置け、透明性のある電子マネーや仮想通貨を作ろうと言う試みが始まっています。またブロックチェーン取引方法(分散レジャー方式)は、金の取引やコンサートのチケット販売、音楽著作権のアーテイストへの還元、株式取引(ナスダックがチェーンコムの指導でシステム開発中)など様々な応用が期待されています。世界の著名な22行は連合を組み、ブロックチェーンに詳しいR3CEV社(Distributed ledger startup R3CEV)を中心にブロックチェーン取引方法(分散レジャー方式)の標準化の枠組み検討を開始しています。
日本からは東京三菱UFJ一行が参加しています。
尚、標準的な枠組み作り検討への参加金融機関22行は以下の通りです。
Citi, Bank of America やMorgan Stanleyなど9の金融機関( Barclays, BBVA, Commonwealth Bank of Australia, Credit Suisse, Goldman Sachs, JP Morgan, Royal Bank of Scotland, State Street and UBS)が中心で標準的枠組みの検討を呼びかけ。
その後Bank of America, BNY Mellon, Citi, Commerzbank, Deutsche Bank, HSBC, Mitsubishi UFJ Financial Group, Morgan Stanley, National Australia Bank, Royal Bank of Canada, SEB, Societe Generale and Toronto-Dominion Bankが参加表明。
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