IoT大統領選挙、ヒラリー・クリントンがUberのオンデマンド経済を批判
2007年と比べて米国中間層の所得が落ちてますねえ・・・・・裕福な人はますます裕福になっているのに
だから極右の茶会党や左翼のウオールストリート占拠なんていう運動が伸びてるんですね・・・
中間層の所得が落ちた原因は Uberやタスクラビットのようなオンデマンド経済(日雇い経済)が悪い!!
民主党のヒラリー・クリントンさんがUberなどを批判しました!! スゲー~~
雇い、雇われると言う古い経済の時代は終わったけど・・・・ニューエコノミーへの過渡期をどうするか
IoTによるニューエコノミー下の 雇われない働き方・・・が2016年大統領選挙の課題になっています・・・・
But by far the biggest threat to middle-class workers--and to our economy as a whole--comes from the changing nature of employment itself.
俺 新しい働き方を選んだよ Uberのようなニューエコノミー、オンデマンド経済(日雇い仕事の経済)は仕事に自由をくれる・・・
49歳の Shuki Zannaさんです・・・・全米の主要都市で「雇い雇われる タクシードライバー」を駆逐しています!! 雇われる運転手なんて・・・・お前らネアンデルタール人のように滅ぶんだ!!
Lucy Nicholson/Reuters
確かにオンデマンド経済はイノベーションをもたらすけど・・・副作用や問題も多いわ・・・・
米国中間層の所得が減っている原因でしょ? Uberやタスクラビットは雇われる雇用を破壊する 賃金泥棒よ・・・
<出所 ビジネスインサイダー >
<出所 ビジネスインサイダー>
ふん、ヒラリーなんて「30年も リムジンの後ろでふんぞりかえって」 「自分で運転もしない癖に・・」と
共和党の大統領候補が反論しています・・・・
Reuters
「アメリカ中間層の所得が7年前から随分下がった!!」「Uberのオンデマンド経済が原因だ」と民主党大統領候補のヒラリー・クリントンさんがUberのオンデマンド経済を非難しました。もっとも前置きでは「オンデマンド経済(日雇い仕事経済)はイノベーションであり、新しいビジネスの在り方ではあるけれども」と述べ「しかし仕事の安定性やセーフティネット(社会保険など)に欠けるなど様々な問題がある」と述べています。
その結果「中間層の所得が上がらない」などと指摘しています。そしてUberなどが独立コントラクター(フリーランス)としてドライバーを扱うのは間違いであり、単なる短期的コスト削減の為であり、その結果、中間層の仕事が不安定になるとともに「中間層の所得が上がらない」と言うシナリオです。そしてUberを「賃金泥棒」と呼び、物議をかもしました。AIRbnbやタスクラビットZaarly, DogVacay, そしてRelayRidesなども身構えています。Uberは既にニューヨークやサンフランシスコなど全米の主要都市で既存のタクシーを蹴散らし、約50%の市場シェアをおさえています。あっという間に米国の都市のタクシーの運転手はシェアーの経済の名のもとに独立コントラクター=日雇い仕事と言う白タクに変貌しました。これは米国中間層のライフタイムの仕事と所得を消し去る象徴、ニューエコノミーの新しい働き方の象徴と見られています。
そして米国が正社員のような雇用中心の経済から日雇い仕事中心(雇われない働き方中心)のオンデマンド経済への移行期にあると言う認識は社会に広まりつつあります。これは正規の仕事では所得が足りない人々のアルバイト的なフリーランスの仕事も含みます。
IoTの時代を迎えてインターネットの普及が加速した働き方の変化が加速し始めています。
LGBTに代表される「新しい家族の在り方」、オンデマンド経済(フリーランス)に代表される「雇われない働き方」など社会の根本が大きく変化しようとしています。米国の2016年大統領選挙の大きな争点の一つになり始めています。問題は他人の食事を作り置いたり、配管を直したり、ドライバーをしたり、アルバイトでレストランやハンバーガーショップで働く所得の低い「サービスクラス」と呼ばれる人々の所得であり、社会保険です。2020年には米国人の4割が雇われない働き方を選ぶと言う予測もあります。
ウオール街の占拠運動や茶会党の台頭の背景にも中間層の所得の没落と関係があると言う指摘が多数出ています。
■ オンデマンド経済(日雇い仕事経済)への移行
インターネットの普及、80年代からの大手企業のリストラ、長期雇用の放棄は、転職の新常態化と共にサービスクラスとクリエイティブクラスと呼ばれる「雇われない働き方」の台頭をアメリカにもたらしています。シリコンバレー発のカウンターカルチャーの伝統を引く、「雇われない働き方」や新しい家族の在り方です。確かに社会革命ですね。
Freelancers Unionによれは働き方の大きな変化は19世紀の南北戦争前後に鉄道が引かれた第一次産業革命期(自由な農業から雇われる工業へ、一方奴隷制の廃止)そして20世紀初頭に起こった大量生産・大量消費の時期に続いて三度目の波です。問題はオンデマンド経済(日雇い仕事経済)と呼ばれる働き方の移行期への制度的な対処が出来ていない点にあります。こう言った見方が米国では次第に広まりつつあります。そして遂に2016年の大統領選挙戦で取り上げられました。
IoTはこれを促進し、社会の姿(家族の在り方、働き方)を大きく変えようとしています。雇い雇われると言う関係の経済(オールドエコノミー)から雇われない働き方のニューエコノミーへの変化が進みます。
■ 共和党の反論
共和党のランドポール候補が反論しています。彼らは基本的に市場に任せろと言う立場ですから、オンデマンド経済(日雇い経済)には賛成です。そしてヒラリーは「30年間もリムジンの後ろでふんぞり返っていた」「彼女にUberをとやかく言う資格はない」と述べています。
★★To Hillary Clinton, Uber is a double-edged sword
★★Shared Security, Shared Growth
★★Rand Paul goes off on Hillary Clinton, and says she's disqualified from bashing Uber
★★ Hillary Clinton Says On-Demand Economy Raises Hard Questions About Workplace Protections
★★ Growth in the 'Gig Economy' Fuels Work Force Anxieties
★★Hillary Clinton's Uber Speech Belongs in 1930s America