ノキア地図HereはIoT下の奪い合い、Uberは30億ドルで入札実施
スマートフォンタクシーのUberは30億ドルで入札実施だって?
2020年頃グーグルが自動運転始めたら タクシー会社買収する?
そうなったらUberはどうなるんだああああぁ??
座して死を待つより攻めるのだあああ!!
<出所 ビジネスインサイダー>
NOKIA の地図の運転は快適です・・・・どんどん走ります・・・・
CreditRob Stothard for The New York Times
<出所 ニューヨークタイムス>
ノキアが売りに出しているノキア地図Here(世界で80%のシェアを持つcar navigation system)に対してUberは30億ドルで入札したそうです。(ニューヨークタイムス紙)既にドイツの自動車業界3社(BMW, Audi そしてMercedes-Benzなど)が中国のバイドウと提携して応札したとされています。(なお、ノキア地図Hereはベルリンが本社であり、約6千人の社員がいます)今月末には結果が発表されるそうです。
ドイツの自動車産業だけではなくUberもグーグルによるインターネットの地図サービスと自動運転との相互連携を非常に恐れているようです。
IoTによる自動車の自動運転やテレマテイックスなどの「サービス支配論理」が進む始める中、アップルやグーグルのビジネスモデルの強さが既存の自動車業界や新興のタクシーサービスなどのスタートアップ企業にとって脅威になってきました。
■ Uberはグーグルマップに全面依存、これはリスクが大きすぎる
現在、Uberはグーグルマップに全面依存しています。スマーフォンからUberのタクシーが呼び出されるとUberの運転手はグーグルマップを見ながら顧客の位置を確認します。顧客もグーグルマップによりUberによる配車の位置を確認しています。これはUberにとってリスクが大きすぎると考えられます。
その理由は2020年以降の将来の自動運転サービスです。現在、グーグルもUberも自動運転のテストを開始しており、そうなればインターネット上の地図を見ながら両社が競合することも十分考えられます。グーグルはどこかのタクシー会社を買収して無人運転タクシーを運用するかもしれません。
Uberにとってみれば何時までもグーグルマップに依存することは避けたいところです。だからこそ30億ドルでノキア地図Hereの買収に応札したと思われます。
■ 5月末の結果はIoT下の自動運転の戦いの前哨戦かも
フェイスブックやアップル、アマゾンなども参戦したと見られているノキア地図Hereの奪い合いですが、5月末に結果が出ます。IoT下の自動運転の前哨戦ですね。
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