オルタナティブ・ブログ > インターネットの第二の波とソーシャルメディアマーケティング >

テレビのデジタル化がドライビングフォースとなり、全ての情報メディアが一旦、収縮する時代の羅針盤

ウエアラブル放送の時代、スペイン・プロバスケットボールのユーロリーグ、リアルマドリードの試合など

»

  選手目線までいかないけど 選手の胸目線で試合がみられるんだ。 試合中継の迫力が増すよね・・・・ 確かに・・・・

 下の写真では選手のシャツにカメラが付いています・・・

 おっと カメラを作った ファーストビジョンは投資を募集中です・・・・

 欧州のユーロリーグも投資してますね ^^


  <出所  テッククランチ >

Make It Wearable Finalists | Meet Team First V1sion (動画)

2015410日からスペインなど全世界12カ国で面白いスポーツ中継が開始されます。プロバスケットボール選手の胸に装着されたウエアラブルカメラからの動画がテレビに流れます。既に今年2月、審判のウエアラブル目線での動画は放送に使われていました。今回は選手がユニフォームにウエアラブルカメラを装着して放映されます。

スペインのカナル+など全世界12か国で放送映像が流れます。荒々しいアメリカンフットボールなどでもタックルのシーンの選手目線放映(ヘルメットにカメラ装着)など同様の計画はありますが、スペインのプロバスケットボールが先行します。ウエアラブルカメラはスペインのスタートアップ企業FirstV1sionの製作です。

FirstV1sion

ビジネスで先行するカメラや眼鏡型ウエアラブル

既にウエアラブルカメラは米国、英国、ドイツにおいて警察や病院、工場、空港などでビジネス活用が始まっています。一方消費者領域では、プライバシーの問題があり、否定的な動きです。消費者領域におけるカメラやスマートグラス型の活用は、むしろオキュラスリフトのようなプライバシーに無関係な仮想空間没入型が先に立ち上がるトレンドです。

スポーツ選手の試合放映の場合には、プライバシーの問題が無いのでスムースに事が運んでいます。

選手の体調、疲労管理から娯楽放映へ

これまでドイツや米国で試みられてきたスポーツ選手のウエアラブル利用は体調、疲労管理が中心でした。「この選手は30分で足が重くなる」などのデータがワールドカップなどでの選手交代の時期の判断に影響し、ドイツの勝利に貢献ていました。それがいよいよ娯楽の世界にも広がり始めています。

観客の自分撮り、ライブストリームなど多彩な動画時代

一方生活者目線では、競技場などで自分撮りが流行り、今後はMeerkatなどのライブストリーミングなどがやり始めようとしています。

放送の中にウエアラブル目線が入り、そして生活者自身の草の根放送がはじまります。放送全体がインターネットに移行すれば、視聴者は様々なチャンネルを選ぶことが出来る面白い時代になり始めています。

★★ Sports Broadcast Wearable FirstV1sion Gets Sweat-Tested In EuroLeague Basketball

Comment(0)