恐るべきマーク・ベニオフとネット業界のパワー、インディアナ州とアーカンソー州で宗教自由回復法案修正可決、署名
我らは米国の社会的保守勢力、原理主義って呼ばないでほしい・・失礼な・・ぷんぷん
LGBT(同性婚など容認)には暗に反対!!
あれ カソリックの牧師さんたちが後ろに立ってるじゃん @@
アラブの原理主義と何が違うのぉ・・・^^
宗教自由回復法案の知事による調印式の様子・・・^^
<出所 >
うるさい!! 俺が教祖だ!! とセールスフォースのマークベニオフさん
(いえ、社会学のルックマンとバーガーのみえない宗教論から言えばそうなります。)
我が国の経済発展=新しいインターネットの時代には多様性、自己表現の自由は譲れん!!
インディアナ州の一切のイベント参加は拒否する!!
アップルやクラウデラなどインターネット勢力は皆、俺と同じ意見だあああああぁ!!
Salesforce.com
<出所 ビジネスインサイダー>
わわかったよぉ 国際競争力を失うとか州の雇用が減るとか、州のビジネスにマイナスとか・・・
それは避けないと・・・・
インディアナ州の知事さんとアーカンソー州の知事さん ほんとにしょうがねえなあぁああぁ
インディアナ州のペンス知事は・・・・「待った!!」
(待ったなしだよとベニオフさん)
<出所 アトランテイック>
アーカンソー州の知事(ハッチンソン)さんは、国の経済=新しいインターネットは発展させる・・・
(君ぃいいぃ やり過ぎだよ!! マークベニオフ君 )
(でも 本件は了解しました はい ^^)
<出所 ビジネスインサイダー>
米国の政治家達は、新しいインターネットが経済を成長させ、国民を幸せにすると言う点をよく理解しています。インディアナ州とアーカンソー州で宗教自由回復法案の修正案が可決され、保守的な共和党の知事二人が即署名しました。これにより教会と教会関連の学校、NPOを除いてビジネスにおいて顧客や社員に対しても宗教上の理由からLGBT差別(ゲイやレスビアンの差別)は出来ないことになりました。法案反対派はこれでも不十分と述べていますが、社会的保守勢力の動きによる個人の自己表現の自由、LGBTに関連した多様性の制限や抑圧、差別的な動きは回避されたことになります。
この反対運動の先頭にたったセールスフォースのマークベニオフCEOは英雄です。そしてインターネット関連業界が「如何に多様性など自己表現を重視」しているかが明らかになりました。
■ 経済メリットの脅かし
セールスフォースのマークベニオフさんらは、「宗教自由回復法案を放置すれば、インディアナ州のイベントを一切やめる」と宣言しました。即ビッグデータの会議のボイコット運動が広まりました。一度のイベントが中止になると州の経済的マイナスは約1億ドルになると言われています。この脅かしが非常に効果的でした。
■ 社会的保守勢力=原理主義とオープン性、排外性
ドイツがインダストリー4.0を掲げ、米国でも新しい産業革命の到来が叫ばれる中、市民社会が新しい自由、新しい市民のあり方を求めて大きく変化を始めています。大手の組織の中で創造性が眠り込まされていた時代からフリーランスやプロシューマー、ミニ企業家などを背景としたスタートアップ企業の時代、創造の経済の時代へと社会は大きく変化し始めています。
プロテスタンテイズムの倫理観により朝の8時から夕方5時まで「黙々と働くこと」が救済(天国に行ける証拠、大量の年金が入る)の時代は終わりました。まるで中世のローマンカソリックのような創造性の欠如の時代は新しいインターネットの登場により終わろうとしています。
そうした中、宗教自由回復法案を作り上げた米国の社会的保守勢力も「新しいインターネットと共に登場する新しい経済、創造の経済」を認めざるを得なくなっています。このあたりが同じ原理主義でも中東のISISなどと大きく異なる点です。
■ 多様性、創造性を刺激する新しい経済と原理主義
中東のISISやイエメンのフーシ派だけではなく、米国や欧州も含めたグローバルな広い地域で新しい原理主義が台頭しています。昔のプロテスタンティズムや米英のピューリタニズムのように新しい経済の台頭と結びついた運動(宗教的であれ、見えない宗教であれ)が、新時代=新しいインターネット時代の社会規範を形成します。
米国の社会的保守勢力もそこを理解しているようです。
日本はどうするのでしょうか?嘗ての自民党はLGBTに一時反対だったはずですが。
ホリエモン弾圧で一時パワーを失った日本のネット業界のパワーも問われます。