唯一本気でアップル神話に挑むペブルウオッチのキックスターター回帰戦略
興国の興廃この一戦にあり Z旗を掲げよ!!
バルチック艦隊は日本海軍をなめとる・・・必ず対馬海峡を北上する・・・
(アップルは全力でスマートウオッチを作っている訳ではない。一チームのなせる業だ・・・。贅沢ウオッチを作って我々を舐めとる・・そこに商機(勝機)あり!!)
<出所: http://maresukenogi.blog.fc2.com/blog-entry-28.html >
いやいや・・寧ろ真昼の決闘なのかも・・・・
<出所 http://tapes201.jugem.jp/?eid=1148 >
<出所 ビジネスインサイダー >
2014年後半期アンドロイドウエアが各社合計で72万台しか売れていない中で他社のスマートウオッチよりアップルウオッチがずっと高い価格、ラクジュアリー版などで当初の四半期用に5-6百万台発注したと噂されています。一方スタートアップ企業の中で最初にスマートウオッチを開発したペブルウオッチは、2014年4月ー12月の期間に60万台売っています。
さて4月に予定されている巨人アップルによるアップルウオッチ販売時期が近づいています。これまで音楽端末、スマートフォン、タブレットの市場は、他社が立ち上げ、本格的な市場立ち上げ時期には必ずアップルの製品登場により、一挙にアップルが席巻しました。市場の立ち上がり時期には必ずアップルが根こそぎさらっていくと言う「アップル神話」が出来上がっています。
グーグルの呼びかけにもかかわらずアンドロイド勢が「逃げ腰」「及び腰」の中、唯一ペブルウオッチが本気で巨漢アップルに立ち向かっている姿が感動を呼んでいます。
■ キックスターターへの回帰
ペブルウオッチを有名にし、またキックスターターによるクラウドファンディングと言うIoT社会(ネットサービス型社会)の新たな制度を普及させたのは、ほかならぬペブルウオッチでした。そのペブルウオッチがアップルウオッチの登場と言う市場の本格立ち上がり時期を迎えて、捨て身の戦略、先祖がえりの戦略に打って出ています。なんとベンチャーキャピタルの出資を断り、再度、キックスターターで新製品ペブルタイムの販売と資金調達を同時に開始しました。
「アップルウオッチはアップル内の一チームの力、アップル全体が全力で時計を作ってるわけでは無い」「ペブルは再度、心ある先進的な消費者の信を問い、それをばねにアップルに立ち向かう」と言う戦略は成功し、キックスターターでの募集開始17分で予定の50万ドルを突破し、半日で6.5百万ドルを調達=販売しました。
ペブルの捨て身の戦略が一部のクリエーティブクラスの感動を呼び覚ましたようです。
この動きは2008年のオバマ大統領の選挙で公的資金を一切断り、5ドルの献金(クラウドファンディング)で戦い抜き勝利した大統領選挙の熱気を思い出させます。
またペブルタイムはアンドロイドウエアにも対応しました。
■ 逃げ腰のアンドロイド勢
一方アンドロイド首位のサムスン、LG、HTCなどは、消費者の利益と言うよりは自社の戦略や都合を優先して、それぞれアンドロイドウエア離れをし始めています。サムスンのTizenOS版スマートウオッチ、LGのWebO版スマートウオッチなどです。これはグーグルが怒りを通り越して呆れている状況です。それで2014年によく72万セットも売ったと思います。明らかにアップル蹴散らされ、そのあとで真似すればよいと言った戦略が見え見えです。各社纏まって戦いをするのかと思えば明らかに逃げ腰です。
(無論、ソニーなどはアンドロイドウエアなどアンドロイド重視ですが)
■ アップルとの真昼の決闘に挑むペブル
しかし何と言ってもペブルの姿勢は米国スタートアップ企業の鏡です。自社が苦労して上げようとしている市場に巨人が後から入ってくる。死闘を制するのみと言ったペブルCEOエリック・ミジコフスキーさんの心意気は西部劇、真昼の決闘のイメージです。流石スタートアップやフリーランスなど雇われない生き方、プロシューマーを大切にする国です。キックスターターで半日で6.5百万ドルを調達=販売した、ペブルウオッチに注目です。
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