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テレビのデジタル化がドライビングフォースとなり、全ての情報メディアが一旦、収縮する時代の羅針盤

スマート革命とソーシャルメディア、有機的なアプリ連合に変化し始めたSNSの未来

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<序文>

 フェースブックが「フェースブック・ホーム」と「フェースブック・ホーム」をプレインストールし、アンドロイドOSに修正を加えたHTCからのフェースブックフォンを発表しました。

 

それに関して色々論評が出ていますが、どうやらSNSは有機的なアプリ連合への形態変化を開始したようです。(一つのアプリの中に複数のアプリがあるのか、小規模アプリの連合なのかは兎も角)

 

その背景には一人一台のパソコン+ブラウザーから一人が七台の様々なスマートデバイスを時と場所に応じて使い分けるスマート革命(ポストPCコンピューティング)の台頭があります。今回はこれが大きな隕石の役割を果たしそうです。(これはメディア論の視点です)

 

有機的なアプリ連合の形態は日本のLINEなどが既に採用している姿、形であり、フェースブックも採用したとなるとスマート革命下における新しい哺乳類の形が明確になり始めたと言えましょう。

 

フェースブックやツイッター、グーグル+などのソーシャルメディアはどう変わるのでしょうか?それともアナログ時代の新聞やテレビのように滅びる一歩を踏み出したのでしょうか。

 

★★Facebook Home」は人が中心のホーム画面 搭載端末「HTC First」も

 

★★What's Facebook up to With Android?

 

引用(ビジネスウイーク誌、スマートデバイスではフェースブックは既に王者ではない!!)

Facebook’s Messenger has amassed tens of millions of users, but independent chat apps such as Whatsapp and WeChat have users in the hundreds of millions.

引用終わり

★★ LINE系ツールアプリは意外に便利

 

引用(月刊SPA)

 

スマートフォンで「LINE」といえばメッセージ機能のアプリ、と思いきやLINEブランドの便利ツールアプリが続々と登場している。お天気、ウイルス対策、分度器……それら謎のアプリの活用法を一挙紹介!

引用終わり

 

★★Facebook's one small step for mankind

 

 

引用 (CNET、フェースブックホームはアプリ連合)

In her firsthand look at the product, my CNET colleague Jessica Dolcourt described Home as "a collection of apps acting as one organism to deliver a full-skin Facebook experience for your Android phone, putting your Facebook contacts' photos, status updates, and chat icons front and center."

引用終わり

引用 (機器プラットフォームの変遷はサービスを再定義する)

These types of platform transitions forever redefine the tech world: Mainframes to minicomputers; minicomputers to workstations and servers; workstations and servers to PCs and laptops. And now smartphones and tablets take their turn (while we wait for the eventual arrival of "wearable computing").

引用終わり

★★LINE連携アプリ第3弾はゲーム!パズルゲーム『LINE Birzzle』で遊んで、オリジナルスタンプをゲットしよう!

Facebook Home "Chat Head" thread. フェースブックのチャットヘッド

(Credit: Facebook)

  逸早くアプリ連合の形を採用しLINE

企業スタンプ登場
 <出所:LINE公式ブログ>

以下はLINEの連携アプリ

 
LINE Birzzle
<出所:LINE公式ブログ>

<スマートデバイス上では王者から去ったフェースブック>

上記のビジネスウイーク誌が述べているようにスマートデバイス化では、既にフェースブックは主流のスマートメデイアでは無くなり始めています。フェースブックが新しい環境に勝ち残れるかどうかは、有機的なアプリ連合の形(使いやすい、馴染む)に変身できるかどうかが課題でしょう。その点、フェースブックほど、あまり多くの機能や仕組みが整っていないツイッターの方が新しい環境には上手く適応し始めています。

確かに活用時間ではモバイルで消費された時間の18%がフェースブックですが、新しいソーシャルメディアの核になると考えられるメッセンジャーサービスでは、フェースブックは最早、王者ではありません。日韓連合のLINEを含めて参加者数が1億人を超えるライバルサービスが既に9本も登場しています。(上記ビジネスウイーク誌)

 

<アプリ連合の姿形>

 パソコン+ブラウザーと言う恐竜環境の下で誕生したフェースブックなどの既存のソーシャルメディアが、逸早くスマートデバイス環境に適応した新たな哺乳類のような形でメッセンジャーサービスや写真インスタグラムや動画のスナップチャットなどが登場し始めています。LINEが典型例なのですが、スマートデバイス下の新サービスは、明らかに有機的なアプリの連合体の形をしています。

 

フェースブックが44日に本社で発表したFacebook Homeもアプリの連合体の形に進化すると見られています。(上記CNET記事参照)

ニュースフィードの記事を一つずつ表示する「Cover Feed」やいつでもチャットを開始できる「Chat heads」などは、明らかにINEのライバル商品やインスタグラム、スナップチャットなどのスマート革命下における哺乳類サービスを意識しています。「Cover Feed」はインスタグラムやスナップチャット対策であり、「Chat heads」はメッセンジャー対策と思われます。

 

<企業内SNSもアプリ連合に変化するのか?>

 これまで成長していたセールスフォースのチャターなど企業内SNSも変化の時代に直面するでしょう。パソコン+ブラウザー時代に複雑な仕組みを採用した企業内ソーシャルメディアですが、企業がBYODなどを含めてスマートデバイスを本格採用する時代になれば、当然、企業内SNSもアプリ連合の形を取らざるを得ないでしょう。例えば社内アンケート用のアプリとか、社内放送受信用のアプリ、スケジュール管理のアプリなど多数考えられます。

数年前まではツイッターへの適応が課題だった企業による社員の為のSNS利用も大きなクロスロードに立っています。

 

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