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テレビのデジタル化がドライビングフォースとなり、全ての情報メディアが一旦、収縮する時代の羅針盤

スマート革命とウエアラブル、iWatchなどスマートウオッチ、ベルト、スマートグラスの一般の方への説明の難しさ!!

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<序文>

 実は既に3年ほど前から毎月一度、Ustreamの番組であるSPLUMETVに出ています。インターネット技術に関しては門外漢のタレントの皆さま二人(男女のペア)と私と3人でスマート革命に関して色々お話をする(議論ではない)軽い番組ですが、昨晩(2013214日(木))は、テーマがウエアラブル・デバイスでした。

 

とり挙げたのはiWatchなどスマートウオッチ、ナイキのスマートベルト、そしてスマートグラスでした。CES2013で話題になったものを中心に取り上げてみました。

 

いずれもスマートフォンを基地局とし、スマートフォンと会話する衛星的なガゼットの話です。しかし番組の前にそもそも「ウエアラブル・デバイスが何かがイメージできない」とか「何でそんなものが必要なのか?」「どういうシーンで使うのか?」などがタレントのお二人から指摘され、基本的な説明をするのが中々難しいので四苦八苦しています。

 

インターネット関連の最先端を素人説明するのはほんとに難しいですね。

 

そう考えると我が国にも本当にスマートフォンを基地局とするウエアラブル・デバイスの時代は到来するのでしょうか?

 

SPLUMETV

http://www.ustream.tv/recorded/29272469 (その1、30分過ぎから)

 

http://www.ustream.tv/recorded/29273346 (その2)

splume

ソニーのスマートウオッチ

 

Smartwatchcycling4380x216 Sonywatch

<出所:ソニー&エンガジェット>

カシオのG-SHOCKもスマートウオッチに変身

20110324150048

<出所:カシオ>

ナイキのスマートベルト

Feuel  Nike002

 

<出所:ナイキ>

 

iPodで表現するiWatchのイメージ

 

Applesmartwatchipodnano575x452

<出所:エンガジェット> 

ペブルウオッチ
 

Pebbles_1

<出所:テッククランチ>

グーグルグラス

Imgt4267

<出所:テッククランチ>

<視聴者よりも番組の出演者(タレントさん)への説明が難しい>

この手の番組では、視聴者の皆様に「ウエアラブル・デバイスとは何か」を御理解頂く前に、話をする身内の二人のタレントさんに話の要旨を十分ご理解頂く必要があります。

 

 今回はタレントさんの御一人(男性)の知り合いがナイキのスマートベルトをランニング目的でお使いであり、何キロ位走ったか、カロリーの燃焼量はどうかなど、科学的トレーニングに凄く役に立つと言う話を知っていたのでタレントさん達への説明に大きな混乱はありませんでした。

 

そしてウエアラブル・デバイスの判りやすい例としてワイアレスのヘッドフォンスピーカーなどを具体的な製品として事前に取り上げたのが良かったと思っています。これならばスマートフォンを使っているだけの女性タレントさんにも十分理解できます。

 

ウエアラブル・デバイスの未来の話として「将来はイアリングやネックレス、指輪などにもチップが入って、スマートフォンと通信するんだよ」「例えば相手の前で緊張していれば指輪が白く輝いたり、アイデアが閃いたら緑になったり、相手に恋をしていれば赤くなる時代が来るかもしれない」「それを後でスマフォがまとめてくれるよ」と言った感じの魔法のような説明して納得して頂きました。

 

お二人のタレントさんがそれなりにウエアラブル・デバイスを理解すれば後は彼らが自分の言葉で語ってくれます。そうすれば一般の視聴者の理解が一挙に進みます。

 

<一体どんな場面で使うの?>

 さてウエアラブル・デバイスがどんなものかが判ったら、話は「一体、何に使うのか?」に移ります。「結婚式で新婦はスマートフォン見ると顰蹙を買うでしょ?でも腕時計やベルトなら誰も気にしない」とか「ランニング中に天気が気になったら、お尻からスマートフォン取り出して見るより時計の方がべんりでしょ?」みたいな会話が続きます。「走った距離や燃焼カロリーを後で知るにはリストバンドに呟かせた方が便利でしょ?」と言った会話が続きます。

 

そしてタレントさんに事前に選んで頂いた短い動画を時々流して視聴者に体感してもらいます。

 

<まずはイメージの問題>

 この番組では何時も感じますがウエアラブル・デバイスのような誰も殆ど見たことも触ったこともないモノを説明するのは、まずはイメージの問題、心理学的にイメージが湧きあがるかどうかが番組の面白さを決定します。

 

相変わらず難しいですね。四苦八苦です。


 

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