スマート革命がデジタルカメラに波及、韓国サムスンのアンドロイド版スマートカメラが登場!!
<序文>
パソコン所有が一人一台の時代が終焉し、一人で七台のスマート機器を操作するスマート革命が始まる中、デジタルカメラが本格的にスマート革命に巻き込まれ始めました。8月31日からドイツ・ベルリンで開始されるIFAの前夜祭のプレスリリースで韓国のサムスン電子がアンドロイド+WiFiネットワークまたはセルラーネットワークのデジタルカメラ=スマートカメラを発表しました。また先日日本のニコンもアンドロイド版スマートカメラを発表しています。スマート革命が更に拡大します。
★★Samsung’s Android Camera Posts Photos Online With A Mobile Data Connection
★★ Samsung Unveils Android-Powered Galaxy Camera With Voice Control
<出所:ギズモード>
<スマートフォンを転用か>
サムスンのスマートカメラはアンドロイド・ギャラクシーカメラと呼ばれ、明らかに一連のサムスンのスマート機器の一環としての商品です。Galaxy Camera は3G/Wi-Fi と 4G/Wi-Fi versions があり、GPS とBluetooth がついており、サムスンの他の機器(スマートフォン、タブレット、パソッコン、スマートテレビなど)に直ぐ写真を送れます。またシャターを押した時点でパーソナルクラウドサービスに写真の自動バックアップができます。そしてフェースブックなどのSNSに即、投稿できます。
そしてこれはサムスンの大人気のスマートフォンであるギャラクシーシリーズの転用であるとの見方が強まっています。
国内メーカーではニコンがアンドロイド・デジタルカメラを発表しています。
★★ Nikon’s Android-powered Coolpix S800 pictures leak
<出所:http://nikonrumors.com>
<アンドロイドデジカメとWiFiネットワークは流行するだろう>
注目すべきは韓国のサムスンがアンドロイドスマートフォンをスマートカメラに転用した点です。この手法ならばソニーやニコン、キャノンのようなプロのカメラメーカーでなくてもスマートフォンメーカーは簡単にスマートカメラメーカーに転身できます。もしかするとスマートフォン転用型のスマートカメラは多くのスマートフォン・メーカーの間でおお流行りするかもしれません。
これはスマートテレビの現状の動きに良く似ています。一台目のテレビは画面が大きい、画質の綺麗なテレビを選び、二台目はグーグルテレビやアップルテレビのような簡易型を選び、三台目はタブレットで間に合わせると言う見方があります。同様にカメラも一台目はプロ向けの日本の優秀なカメラ、二台目はスマートフォンの進化系のスマートカメラ、三台目はスマートフォンと言った序列が出来上がるのでしょうか。
スマート革命により、デジタルカメラのビジネスモデルも大きく変化しそうです。