ロゴをリニューアルしました(1)
Corporate Identity(CI)について考えるのはどういうタイミングだろう?まずは会社を設立する時に考える。そして、会社が当初の設立趣旨から外れて成長している時、または方向転換をはからなければいけない時に考えることが多いであろう。
さてどちらにも当てはまらまなかったのだが、アークコミュニケーションズではCIを見直すプロジェクトを密かに走らせた。仕事がらクライアントのCIについてはよく考える。しかし自分で会社を設立した時は、時間の制約もあって、さらっとやってしまい、もったいなかったなぁという気持ちがあったからだ。(子供が大きくなってしまって、もっと小さいときに色々してあげればよかったなぁという気持ちに近いような・・・)
まぁ、曲がりなりにも4年も仕事をしたのだから、設立時よりもっと見えてくることがあるかもしれないと思って、自分の頭を整理するためにもCIを考え直し、それを会社のMissionやVisionやValueなどに反映させられるのだったらそれもよいなぁと思ったのだ。
このことを、アートディレクターに話したら、「いいですねぇ、それならVisual Identity(VI)も見直しましょう。VIは会社のロゴからまず着手ですね。」と言われ、はっとした。
現状のロゴに不満があったわけではないので、CIを見直してもVIを変えることは全く考えていなかった。このように左脳人間の私は、まずは言葉で何でも表現したくなるのだが、アークコミュニケーションズにはありがたいことに右脳人間もたくさんおり、ビジュアルでも表現しようとしてくれる。
それなら会社の設立時と違って、CIやVIの見直しプロジェクトは、出来るだけスタッフにまかせて、私は超わがままなユーザーであろうと決心した。
経験上、社内プロジェクトほど大変なものはない。頼む人は自分より役職が上のことが多いし、お金を一銭も払わないくせして要求が多いし、それでいてクライアントの仕事の合間にやれなど簡単に言うし・・・
という具合で、スタッフは大変だったかと思うが、このたびなんとか新しいロゴが完成した。
参考になることもあるかと思うので、CI/VIを見直した際のプロセスを少々別エントリーでも紹介します。
ちなみに新しいロゴは↓