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お賽銭も電子マネーで?

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電子マネーがすっかり一般的な存在となりました。Suica や Edy などに加え、今月末からはセブン&アイホールディングスの「nanaco (ナナコ)」、イオングループの「WAON (ワオン)」が登場します。これでますます使える場所が広がるわけですが、こんなところで導入される例もあるそうです:

お寺参りも“ピッ”-【全国初】安倍文殊院が電子マネー導入 (奈良新聞)

奈良県にある安倍文殊院という寺院が、Edy などの電子マネーに対応し、すべての決済を電子マネーで行えるようにしたとのこと。伝統的な木の建物にデジタルな読込端末が置いてある姿はなんとも不思議ですが、これから「電子マネーしか持ってこなかった!」などという人も増えるでしょうから、当然の措置なのでしょうね。

貫主の植田俊應さんによるコメントが素敵です:

奈良に都があったころ、先進文化の受け入れ先はまず寺院であったが、いつしか古いものの代表というイメージになってしまった。もっと気安くお参りができるよう、より便利な対応をして、若い人たちへの敷居を低くしたい。

確かに古い時代には、寺院は先端技術の宝庫でした。建物自体が優れた建築技術の産物ですし、外国の工芸品や書物などが収められ、知識の集約地として活用されていたわけですね。そう考えれば、安倍文殊院のようにウェブサイトや電子マネーを導入する神社仏閣が、もっと増えてもおかしくないのかも?

ただ初詣に行って、お賽銭を投げる代わりに端末で「ピッ!」ではちょっと味気なさそう。せめて「ピッ!」ではなく「チャリーン」と賽銭箱へお金が落ちる音でもしれくれれば……。イオンの「WAON」は決済すると「ワオン!」と鳴いてくれるそうですし(ナナコがキリンの鳴き声を出すかどうかは不明)、そんな工夫をしてくれると面白いかも。ただしお賽銭投入履歴(過去の賽銭総額)が記録されていて、金額に応じてご利益が変化する、なんてことにはなって欲しくありませんが。

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