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あれこれ考えるよりも作ってしまった方が早いんじゃね?と思う、ギークなサラリーマンのアジャイルな日々。

オイシックス(Oisix)が社名変更、オイラ大地 へ

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オッス、オイラ大志です。

オイラ、ワクワクしてきたど!

ということで、今年の初めに、ドコモさんと資本業務提携をして「らでぃっしゅぼーや株式会社」の株を全株引き受けたオイシックスさんですが、本日、らでぃっしゅぼーやさんを吸収合併し、社名(商号)を変更しました。

Via ITmedia

新社名は・・・

【旧社名】

  • オイシックスドット大地

【新社名】

  • オイシックス・ラ・大地

「ラ」ってなんだよ!!!

という突っ込みがあちこちであがっていることは容易に想像できますが、当然、らでぃっしゅぼーやさんの「ら」ですよね。

主に対等合併をすると、合併元の会社をそのまま繋げてみたりすることが多いですが、株式交換で等価だとしても、日本の合併は主に吸収合併や新設合併しかないので、存続会社としてどこを残すとか、新設合併だとしても微妙なパワーバランスで旧社名をどういう順番で並べるかのレベルで争っていたりします。

合併前の社名を並べて新社名にしちゃったケースというと、主に金融機関とか大企業の合併が多いですよね。

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命とか三菱東京UFJ銀行とか、JX日鉱日石エネルギーとか、

最近、社名から「東京」が消えてしまった三菱UFJ銀行の場合、1996年に三菱銀行と東京銀行が合併して、東京三菱銀行に。

このとき、三菱の方が強かったのですが、名前だけは勝たせてやんよーということで、三菱東京銀行ではなく、東京三菱銀行になったとかならないとか。

そして、2006年にはUFJ銀行を吸収して、三菱東京UFJ銀行に。

あれ?さっきのルールから全然逸脱していますね。ということは、パワーバランスで名前だけ勝たせてやるという都市伝説は嘘?

でも、なぜそのタイミングで東京が後になったのだろうかとかいろいろ疑問は残りますが、もし裏側の事情を知っている人がいたら教えてください。ちなみにその時点での英文表記は「Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ, Ltd.」でした。ファーストネームとファミリーネームみたいな感じで入れ替えたのでしょうか。

私の古巣のKDDIも、KDD、DDI、IDOが三社合併して、KDDIとなったのですが2000年10月の合併から、2001年4月までの間、

存続会社:株式会社ディーディーアイ

対外的な呼称:KDDI

というちぐはぐな状態が続き、その間に子会社のセルラーグループ7社が合併して、株式会社エーユーが生まれ(2001年10月にKDDI本体に吸収)、au吸収合併と共にKDDI株式会社が晴れて生まれたわけですが、今や株式会社エーユーにした方がいいんじゃないかってくらい、auブランドだけで食っている状態ですよね。

現に、私の担当していたISPサービスも、DIONからいまやau one netになり、auのキャリアメールアドレスのドメインもこの5月から、EZwebのezweb.ne.jpから、au.comになるようで、そのうちKDDI株式会社ではなく、株式会社エーユーになる日も来るかもしれません。

そんなKDDIですが、2000年10月の合併時に

「KDD と DDI と IDO が一つになって KDDI ? 、、、IDO はどこに入っているの?」

というIDO捨身の自虐ネタのCMが流れましたね。当時はTwitterもmixiもまだなく、CGM(UGC・UGM)といえばパソコン通信のフォーラムを起源とする旧2ちゃんねる、海外でも前年の1999年にLiveJournal/Bloggerというブログサービスが始まったくらいだった時代で、SNS文化は全然なかったのでバズることはありませんでしたが、結構話題にはなりました。

[CM] KDDI - 豊川悦司 「KDDIってIDOはどこに?」篇 30s
https://www.youtube.com/watch?v=edkIjvjJg4M

=閑話休題=

まあ、それはさておき、今回のOisixさんの「オイシックス・ラ・大地」ですが、一番のバズりポイントはなんといっても、東証マザーズでの銘柄略称が、

オイラ大地

というところです!

オッス!オラ悟空!

ならぬ

オッス!オイラ大地!

だ...大地よ 海よ そして生きているすべての みんな.........
このオラに ほんのちょっとずつだけ 元気をわけてくれ...!!!

というわけで、野菜の収穫も株価も業績もうなぎのぼりになりますように!

関係ないけーどねー

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