シェアハウスとソーシャルアパートメントって何が違うの?
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「シェアハウスとソーシャルアパートメントって何が違うんですか?」
新しい事をやっていると、コンセプトを伝えるのって本当に大事だなと思います。
私もこんな事をよく聞かれます。
まあ全然知らない人からすると、そうだと思います。
シェアハウスと聞くと、一軒家を数人でシェアする形をイメージすると思いますし、
実際に海外では、そのタイプが一般的です。
ただソーシャルアパートメントは、まず建物の構造から違います。
ほぼマンションに近い形なので木造一軒家はありません。
住人さんの数も一桁違い、平均で40人程度住んでいます。
まずは規模と建物構造が明確に違うというところを抑えておいて頂ければ有難いです。
この規模と構造が異なることで様々な違いが生まれるのですが、
それを挙げていくと本が書けてしまうので、小出しに出していきます。
まずはコンセプト。
規模が大きいという事はスケールメリットを生かせるという事。
例えば電子レンジを買いたいと思ったとします。
通常の一人暮らしでは、
1万円の電子レンジを1万円出して買うでしょう。
シェアハウスでは、
1万円の電子レンジを5人で買って、一人2千円で済ませるでしょう。
ソーシャルアパートメントは、
15万円のヘルシオを50人で買って、一人3千円で済ませるでしょう。
共有をするという事は、その分一人当たりのコストは低くなります。
しかし、せっかく共有するのであれば一人でも買えるものを共有するのではなく、
一人では得られないものを共有した方が、生活って豊かになるし、
共有するメリットを最大化できるはずですよね。
ソーシャルアパートメントの基本的なモデルは、
スケールメリットを効かせて共用部を充実させ、
一人では得られない豊かな空間やファシリティーを、
通常の一人暮らしの価格帯で提供することです。
シェアハウスとは、もはや考え方自体が異質なんです。
少しイメージ沸いて頂けましたか?
次回は、ソフト面での違いについて説明します。
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