2009年12月
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2008/09/25
先日書いた「アルジャーノンに花束を」を読み終えました。これで二度目です。ビジネス書を読み返すことは多いのですが、あまり小説は読み返しません。僕が読み返すのは、この本と「モモ」の二つですね、今のところ。
人間は、成長するに従って、どこかしら自信とともに傲慢になってくるものなのだろう、と思います。様々な経験を経て自信がつく。これはとても大事なことです。しかしその一方で、出来ない人を見下したり、出来る優越感を感じたり。外に向けて表現するかしないかは別にして、どこか傲慢になってくる。そんな気がします。
この本は、そういう自分に気づかせてくれる気がします。知的障害をもったチャーリー・ゴードンが、ある実験的手術を受けて、短期間で劇的によくなります。よくなるだけなら良かったのですが、どんどん知識をつけていくうちに、周りの大学院生や教授たちを見下すようになる。
そんな彼は、実験のミスを見つけ、それは短期間しか得られないものであったことに気づきます。そしてまた、昔のようにちゃんと話せなくなっていく。
彼がその狭間で葛藤している時に、ずっと前から見守ってくれていたアリス・キニアンが「高いIQをもつよりもっと大事なことがあるのよ」と言います。
僕が小学生くらいの頃、IQが高い人=良い、とされていた傾向があり、テレビでもIQの高い人が紹介されていたりしました。
そんな日本も、EQというエモーショナルな部分を大事にするようになってきたように思います。でも、景気が一気に変動し、物価が上がり、節約を求められ、そんな中にいるとついギスギスしてきがちですよね。
ぜひ、一家に一冊。本棚に置いて、たまに読み返してみると良いと思います。
mあみ
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コメント
「アルジャーノンに花束を」っていいですよね。私の本棚にもあるはずなので、今度読んでみようと思います。前に読んでからずいぶん時間がたつので、読み直すとまた印象が変わるんでしょうね。
この前は、日本語訳がこなれていて、チャーリーの状態変化をみごとに表現できていたという印象があります。
>やすおさん
仰るとおり、日本語訳が素晴らしいと思います。普通に訳すと、全然違った作品になっていたでしょうね。感動も違うと思います。