2009年12月
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2008/08/25
先週末の出張の際に、ジブリの鈴木敏夫さんが書かれた「仕事道楽」という本を持って行きました。この本が実におもしろい。行きの飛行機では資料を作っていたので、帰りに一気に読んでしまいました。
もともと鈴木敏夫さんには興味があります。プロデューサーなのだけれど、ガチガチした雰囲気はなく、むしろみんなの話すことを、タバコを吸いながらニコニコ聴いている。そして時折、独特の雰囲気でゆっくり介入していく。私がもっともやりたくて、そして出来ていないことなんです。
そんな鈴木さんの技を垣間見るような部分があるので、引用します。
ミーティングのやり方
(前略)いままでにやったミーティングの数は膨大で、とても数え切れませんが、ミーティングのやり方は共通しています。数えあげてみましょうか。
「楽しい会にすること」ー どうせやるなら楽しいミーティングをやりたいし、参加した人があとで「よかった」と思うものにしたい。そうでないといい案は生まれないし、いいものはできないと思っている。それに、だいたい深夜におよぶことが多く、勤務時間外にやっているわけだから、楽しめないと参加した人に申しわけない。
おもしろいですね。ミーティングに対して、こんな考え方をもったことがありませんでした。私は時間外に会議をやることが好きではありません。しかし、やむを得ずそうなってしまうことは当然ある。だから、早く効率的に進めることしか考えていませんでした。
「若いメンバーの参加」ー ミーティングには、ジブリだけじゃなくて、日本テレビ、博報堂、電通など、関係各社の人たちが出ますが、そもそもいろいろな会社の人がある待ってくることじたいに意味があります。「今日、会社でこういうことがあった」という話に、すでに「現代」が含まれていますから。そのとき必ず「若い人を連れてきて」と頼みます。プロである必要はありません。若いから、経験がないから出てくる発想、というものがあって、それが役に立ちます。
これはとても良く分かります。ですが、なかなかこうやって若い人を活用しようとする人は少ないように思います。そして、参加した若い人も意見を言わない(言えない)。
言わない理由には、自信とか、雰囲気とか、いろいろな要因があるのでしょうが、結論的には言っていないことが多いように思います。
「全員に意見を言わせる」ー どんな小さな問題でも、その場にいる人全員に意見をききます。時間はかかりますよ。チラシのラフ一枚で、四、五時間かけたこともあります。でも、これは基本なんです。基本をやっておけば、そのあとが楽です。
若い人が先輩と同じ土俵で、同じだけの時間をもらって喋る。必ず喋る時間があるわけですから、何か意見を言うことができるわけですよね。これはとても良いことです。
鈴木さんの本については、また書きたいと思います。学びの多い方であり、僕がもっとも目指したい方です。
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コメント
鈴木さんは、「となりの山田君」をやってから、いしいひさいちのマンガに出るようになりましたね。
でも役柄はだいたい詐欺師とかピッキングドロみたいな犯罪者です。
なにかとんでもなく非常識な事をやったんでしょうか。